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テーマ:☆仙台☆(1721)
カテゴリ:おすすめスポット
仙台一番町を南下し、さらに東北大片平キャンパスに向かって歩き、ガソリンスタンドから東に曲がると柳町通りです。 (歴史的町名ハンドブックより) /////////// 柳町は譜代町のひとつ、米沢時代の町名を継承し、茶の専売権が与えられた。はじめ大手近くに位置したが、間もなく現在地に移されたもの。 /////////// 仙台空襲で、一度仙台中心部は一面焼け野原になっています。そのため、いかにも藩政時代を偲ばせる構築物が残っていないのが残念です。 その中で、この街並みの平坦さを破る存在が、この大日如来。 敷地のまわりをぐるりと赤提灯で囲った不思議な光景です。 伊達政宗公が仙台城下の町割りをした際、使った縄の一部を焼いたところに、大日如来が祭られています。一度空襲で全壊し、再建された社殿です。ハテ大日如来とは仏様のはずですが、様式は神社のそれです。参拝も、鈴を鳴らして2礼、2拍、1礼。 もっとも、大日如来は、お釈迦さまのように人間の姿になったことのない、宇宙真理そのものを体現している最上位の仏様であり、私の解釈ではまさに神様そのものです。 私は仏様のなかでは、この大日さまと、その教令輪身である不動明王に、妙に惹かれるものがあります。 未年と申年の守り本尊なので、境内には狛犬の代わりに羊と猿の像が並んでいます。この彫像、よく見るとたいへん味がありますね。 さほど大きくはない境内ですが、絶えず参拝客があり、多くの市民に尊崇されていることが覗えます。 私も宇宙の生命意思そのものに感謝する心持で参拝させていただきました。 地域の人々によって行われる例祭では、この柳町全体に出店が立ち並び、たいそう賑やかになるのです。 そのまま東に歩いていくと、ドヒャーというほど大きい、ウェスティン・ホテル。 遠くからは透明感のある崇高な姿に見えますが、近くで見るとモール部分は思いのほか合理化が進んでいて、東京のオフィスビルなどと同類かな、という感じがします。そんなに緊張する必要はありません(笑)。 ホテルモントレ仙台 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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