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仙南の鄙びた小さな町、丸森。 このような非常に見ごたえのある歴史資源があるということを、この年になるまで判っておりませんでした。床嘴さんのブログでも拝見はしておりましたが、まさか、これほどとは・・。 もちろんこの「齋理屋敷」と呼ばれる建物の前は何度か通りすぎたことはあるのですが、道路から見える建物部分を見てオシマイ、という勝手な先入見を持っていたのです。 このたび訪れてみてびっくり。奥が広い広い・・。 奥に蔵が見えますね、この奥に武家屋敷風の路地を挟んで、まだ続くのです。 屋敷のHPより /////////// 齋理屋敷は、江戸時代から昭和にかけて七代続いた豪商、齋藤家の屋敷です。代々の当主が齋藤理助を名乗ったことから齋理と呼ばれるようになりました。呉服・太物の商いから、養蚕、味噌醤油の醸造など幅広い商売を手がけて栄えましたが、第二次大戦後に店を閉じました。昭和61年、屋敷と蔵が収蔵品を含めてそっくり町に寄贈されたことから、膨大な収蔵品を調査・整備して、昭和63年、蔵の郷土館として開館しました。蔵と屋敷に、豪商の暮しぶりを物語る豪華な調度品や、商売の道具など様々な品を展示しています。 /////////// 戦争の影響で、商売がたち行かなくなったようです。 こういう展示施設で思い出すのは酒田の本間美術館。齊理屋敷のほうは美術品のコレクションはありませんが、藩政時代の超豪邸というところが共通しています。 このような洋館も・・。時間がなかったので入りませんでしたが、ハイカラさん好みの方はグッときますかね。 興味深かったのは、この石風呂。一瞬トイレかと思いましたよ(笑)。 でも風呂場としてはなんだか殺風景ではないでしょうか・・。 湯がなみなみと張ってあったとしても、あまり入りたいとは思わないでしょう。 本館では、雛人形を飾っておりました。 駅から市街地まで、徒歩15分。橋から眺める阿武隈川は広くのどかな光景でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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