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カテゴリ:その他の山形の温泉
さて、材木栄屋さんの食事のご紹介です。
現在の旅館にはめずらしく、朝、夕ともに部屋まで運んでくれ、一人旅にはとてもうれしいサービスです。 夕食はこんな感じ、品数が多いというのではありませんが、ひとつひとつに実がある感じ。 余計な小細工がなく好感がもてます。 とくにこの口中でとろける山形牛はたいへん美味でした。 いい肉使ってます。 仲居さんにこの牛肉を誉めると、ちょっと曇った表情になり 「ええ、ここの目玉なんですけど、最近放射能のことがあって、お客さんでいやがる方がいらっしゃるのでポークにでもしようかという話もあるんです・・」 う~む、にっくき東京電力・・原発事故の影響、風評被害はここ山形の材木栄屋さんの夕食にまで及んでおりますぞ。 せっかくこれだけの見事な肉なのだから、流通過程で検査がなされ、安心して提供し続けていただきたいと願っております。 夕食後はマッサージを頼みました。施術師の方(男性)は赤湯からわざわざ来ているとのこと。震災後、しばらくは仕事が半分ほどになって大変困ったんだそうです。それを聞いた以上、延長しないわけにはまいりませんでした。 朝食もいかにも正しい旅館の朝餉といった風情で、満足度の高いものでした。 シャケ→納豆→しそ巻き(あればわさび漬け)が私の黄金パターンですが、皆様はいかがでしょう? あつあつの出し巻き卵がうれしく、ご飯がはかどります。 この宿もそうですが、上山の土地柄がなんとも文化的、文学的な感じがします。 材木栄屋さんのパンフレットの文章も実に風雅で、すばらしい。 出発時には女将さんが玄関口まで、快活な仲居さんは外まで見送ってくれました。 う~む、いい宿だったなあ、今度は庭の桜が満開になるころ、また来てみたいと思うのでありました。 //////////////// かみのやま温泉 材木栄屋旅館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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