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カテゴリ:蔵王温泉(山形)
蔵王温泉で湯めぐりを受け入れている宿としては、朝9時からと比較的早い時間から空けているのでお世話になりました。
もっとも多くの宿が面している、蔵王温泉のメインストリートともいえる「高湯通り」の最奥部、おおみや、高見屋という大旅館から温泉神社へと続く、その手前には吉田屋、山形屋、えびやと同じくらいの規模の旅籠が軒を並べており、私はこのあたりを歩くといかにも蔵王に来たな・・という風情を感じます。 えびやさんを訪ねると、丁寧な物腰の女将さんが、思いのほか複雑な館内を案内してくれました。なんだかシール一枚で申し訳ない気分です。 内風呂は、4~5人が同時に入れるくらいの広さの湯船。年季が入って、けっこうワイルドな雰囲気になっています。露天風呂は立地条件から周囲がふさがれているので、開放感には欠けます。湯はびりびりっと肌に攻め込んでくるような、いかにも蔵王という湯で、とても気に入りました。 このあたり、そういえば「おおみや」といい「堺屋」といい、力強い湯がふんだんに流されている宿が多い地域です。こういうことも、宿が集中している理由なのかもしれません。 「いい湯ですねえ」 と帰りぎわ、女将さんに言うと、「自家源泉があるんですよ」とうれしそう。 湯のパワフルさと、丁寧な応対が印象に残る宿でした。ホームページで調べると、一人旅も受け付けています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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