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先々週、部屋つき休憩であまりにも「いづみ荘」の料理と湯がよかったもので、どうも赤倉に嵌っている此の頃。
でもたった2週間で再訪というのも、なんだか大人げない。 楽天などを通さずとも一人部屋休憩の宿を探したら、ありました! 湯沢屋さんです。 ここは「あべ旅館」同様、すばらしい大浴場があり、もう過去に3回は訪問しており、そのたびに丁寧な接客が印象に残っていた宿でした。 今回もその印象にたがわず、チェックインのときの大女将さんらしき人も、アウトのときの女将さんらしき人もしっとりとしたホスピタリティを感じました。 ちょっとした一言が暖かい。そんな感じです。 大浴場は何度かブログでもご紹介していましたが、サーバーが廃止されたりしておりましたので改めてアップします。 こちらが午前中、男性用となるりんどうの湯。 女将さんがエレベーターの中で「本当に狭くてすみません。」と言うのでどの位かと思ったら、なんと!7人ぐらいは平気で入れるほどの風呂場で、普通の旅館なら大浴場で通じるくらい。 でもここの宿の方々のスタンダードは、やっぱりコレなんでしょう。「芭蕉の湯」。 大きな角ばった石造りの浴槽と、もうひとつ、天然の岩盤を生かしたサブの浴槽。こちらは、上がり湯か。 この浴場、どことなく端正というか厳粛というかそんな造りで、湯に使っているとつい真言でも唱えたくなってしまう雰囲気があります。 湯は無色透明ですが何度か出入りを繰り返していると、ほっぺにとろみが出てくるのがわかります。これは「いづみ荘」さんでも感じたことでした。 部屋は思いがけず川側。これはうれしい!次の間風のテラスもあり、一人で、しかも休憩でこんな広い部屋を使ってもいいのかな?? 窓を開けると、ごうごうという川音が室内に入ってきます。 宿の人は、「うるさかったら、閉めてくださいね。」といいますが、とんでもない!私はこの川音が大好物。 この部屋にいるだけで、ヒットポイントが回復する気がします。 12時きっかりにお弁当が運ばれてきました。 1500円の「湯澤屋弁当」。これが、またすごい。お膳といっても通用しそうな・・どうして赤倉の宿はコストを度外視したような料理の出し方をするのでしょうか。 なにしろ、ナベまでついた料理を「弁当」というのかどうか・・。 おお、いづみ荘と同様、山あいの宿なのにりっぱなお造りが。まず、これで軽く一杯。 天ぷらで二杯目。ここにもエビやキスが。でもやっぱり天ぷらでうれしいのは山菜に尽きますね。 あ、これは郷土性でしょうか、いづみ荘同様、きんきだかアマダイを味濃く煮付けたもの。これもご飯が進みます。山菜のミソ和えもまたうまし。 おなべは、ただの味噌汁と思いきや、魚のアラと山菜のミズの茎が入っていました。 で、どーしようか、このでかいキングサーモン・・。 よほど袋に入れて持ち帰ろうかとも思いつめましたが、なんとかこれも平らげて・・肉で巻いたジャガイモの料理も、腹にこたえました。 なんでこの赤倉の宿はこれでもかというくらい出してくれましすかねえ? 下げに来た仲居さん、「ご飯は足りましたか?」って、げふっ、もうのど元まで詰まっております。でも満足、大満足でした。 昼食のあとは、まどを全開にして、川音に浸りながら午睡。 本を読んでいて、カクッとなるのが一番幸せな瞬間です。 しかし、これで休憩込みで3500円は安い。安すぎです。私は仙台在住なので高速使っても2時間以上はかかりますが、これで新庄にでも住んでいたら、2週間にいっぺんは通うでしょう。 でも、たまにはお隣の「クラブ食堂」も評判がいいので入ってみたいなあ。 赤倉温泉 悠湯の宿 湯澤屋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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