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カテゴリ:蔵王温泉(山形)
ひとり日帰り休憩のプチ旅は続きます。
今度は楽天でなくじゃらんで予約する日帰りコース。 10時―17時の部屋利用で1900円と、超格安。 宿を訪ねると、明るくてきぱきした感じの女将さんがフロントに座っていました。 館内は増築で迷路のようになっています。廊下で、女将さんに「ここ初めてですか」というのでそうですと答えたら、「みなさんリピーターになるんですよ」と言われたのが面白かった。この建物のいい具合の昭和ぶり、泊まればもっと味が出るんだろうなあ・・と思いつつ、3階の部屋に着きました。 部屋は廊下から直結の質素なものですが、なかなか清潔に保たれ、畳は真新しく、なにより窓からの眺めが、隣が緑地公園のようになっているので桜の木が間近に望め、なかなか恵まれているほうでしょう。 昼食は、外に食べに出てもよし、ですがちょっとぐーたらこいて出前をとってもらうことにしました。 フロントの女将さんに頼むと、店に電話してくれるのです。あとは、部屋で待つだけ。 ワンタン麺は700円なり。これがなかなかのアタリでした。 極太の麺もいいですし、なによりワンタンがとても食べ応えがあります。 なんだか1つばかり配達していただいて(しかも最奥の三階!)申し訳ないくらいのもんです。「利休」という店だそうです。 今度蔵王に来たら、店にいってせいぜいジンギスカン定食くらいは発注しないと・・と思ったのでした。 風呂は、女将さんが「リピーターになりますから」と胸をはっただけのことはある、素晴らしいものです。 濃厚な湯が、もったいないくらいの勢いで注ぎ込まれ、湯船のふちからざぶざぶと捨てられていきます。いかにも、鮮度満点といった風の湯なのです。 捨てられて湯が床一面に流れて、大げさに言うと浅瀬のようになっているのです。 いやーこういう光景はみたことがありません。 風呂入って本読んで昼寝して風呂入って・・これの繰り返し。私にとってベストな休日の過ごし方であります。 一人で長々と部屋を独占して、さすがにかたじけなく思い、浴衣、手ぬぐい、バスタオル、お茶セットなどは一切手をつけないできました。 確かに、このコストパフォーマンスでは、リピーターになりたくもなります。 だんだん、自分の頭のなかでは、吉田屋、喜至楼、吉田屋、湯澤屋、吉田屋、いづみや旅館というローテーション表が組み立てられつつあります。 吉田屋さんの外観ですが、一見小ぶりですが、建物が奥につながっているので、規模は見た目の倍はあります。 蔵王温泉 吉田屋旅館 (日帰り休憩は「じゃらん」からご予約ください) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 2, 2013 09:46:18 PM
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