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カテゴリ:自動車寸評
1985年前後のベンツEクラスのデザインが高雅で穏やかで、高級車のお手本のように思っているのですが、
最近のベンツはどれもアグレッシブな要素が強すぎてあまり好きにはなれませんでした。 ベンツが平気で攻撃的になるので、トヨタも負けじと突飛で変則的なデザインを繰り出しているようにも思えます。 予算度外視でいいなと思っていたのはボルボXC60。 デザイン的に、ほぼ完ぺきと思えます。上品なワイルドさとはこのことか。 特に斜め後ろからの佇まいがいい。 色はオスミウムグレーメタリック、シートは白いパーフォレーテッド・ファインナッパレザーで、だいたい640万円前後。 これと新しいベンツGLBを並べてみたらどうか。 う~むボルボのほうが高質感がありますが、ベンツは日本国では変にネームバリューがあるので、500万円ちょいのGLBのベースグレードでも見立ては上に思われるのでしょう。 趣味がいいですな、がXC60で、オヤジ景気がいいながGLB(笑)。 私は「犬を大雪でも動物病院まで連れていける」を最優先にしていますので、GLBなら4matic・・そうなると700万円からとなってしまいます。 しかも色はなんと、白と青しか選べないという不自由さ。こんなペカペカした青なんか誰が乗るものか。 これはなんとしても改善すべきでしょう。 またベンツはなぜシートのセレクションが全部黒なのか、もちょっと不満です。 でも、と、ここで冒頭のベンツEクラスの筋に戻るのですが、エクステリアは最近のベンツにしてはとてもおとなしく趣味がいい!と見えます。 フロント/リアのライトの配置にしても、最近のクルマ特有の威嚇する感じがなく、フラットアンドボクシーな組み立てに好感が持てます。 強いていえば、グリルのアクが強すぎるかな。 インテリアは相変わらず光沢が強すぎてどうもなー・・なのですが、(その点では、ボルボも一緒で、しっとりしたダッシュボード(死後?)の作りはホンダのほうがうまいかも)エクステリアでいえば、この数年のベンツのデザインの中では最も好感が持てるものです。 なんの予算も立っていないのに、こんなことをあれこれ考えるのは実に楽しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 14, 2020 06:45:15 AM
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