PUMP/AEROSMITH 1989 その2
エアロスミス/パンプ (紙ジャケット仕様)1.Young Lustタイトルからして凄い。「若い情欲!」 スピード感よし、ハード感よし、ヴォーカル快調!ドラムのスネアがアグレッシブなオトを作り出す。このドラマーは昔からバスドラ上手かったけど,ドンくさいという評もあるにはあるけど、まあトップ・ドラマーではないかもしれないけれど 、カシッ!とキャラを立てている。エンディングのドラム叩きまくりはまるでライブ 。2.F.I.N.E.いつものエアロで特にどうということもないが、ここではボーカルがスティーヴンだから成り立っているんだろうな。3.Going Down~ Love in an Elevatorエレベーター内での会話。これが曲?と思いきや、次が「エレベーター・ラブ」だからね。"Third floor, hardware,Children's ware, ladies lingerie.Oh, good morning Mr. Tyler.Going...down?""Hehehe, uh"叩きつけるようなリフが初期の傑作曲、Walk This Wayを思い出させる。ここでは掛け合いをするギターソロがとてもスリリングでよろしい。しかし・・今やエレベーターに乗るのも命がけでね~。4. Monkey on my back この曲好きだな~。 ここはただ、ライブでやるようにカウベルを頭打ちにしたほうがよかったようにも思う。 5. Water song~ Janie's got a gun これなんかもイイ曲だと思うな。 AメロからBメロに移るところがなんともいい。 6. Dulcimer stomp~Other side こういう曲はこれまで入ってこなかった。ツェッペリンあたりが好んで入れそうな曲だ。 かと思うと、50年代ロックのメロとコーラス。途中からすぐエアロ節が合体してくるが、この構成は物凄くサービス精神にあふれている。好きだなあ、このナンバー。7. My girl ひたすら陽気。めでたしめでたし 、という感じの曲だ。8. Don't get mad get even いいけど、非常に惹かれるという曲ではない。9. Voodoo medicine man ヴォーカルにゴリゴリしたベースラインがかぶさってくるというスターティングが印象的。 珍しくドラム、高速ストロークを連発。ハイハットもシャキシャキしていて、ボーカルのほか、バンドの力量もフルに聴かせる。ハードロックはこうでなきゃ、という位ガンバっております。この曲、サイコー! 10. What it takes いい曲だす~。 スティーブンの歌唱力、光っております。 また、中間部のメローなギターソロと、トムの小技の効いたベースワークがいい。11. Ain't Enough 幾分オマケ的なブルーグラス。