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昨日より続く。。。
執拗なまでの蹴り技のラッシュをしかける牛魔王、中村モンド その刹那。。。。 さきほどまで気合い目一杯で漢達が稽古をしていた床にしたたる稽古生の汗に 一瞬バランスを崩した生王! 「ヨッシャもらったぁ!!!」とおっちゃんrockU とっさの前蹴りから距離をつめ、近距離の間合いで膝蹴りからコンビネーションを繰りだそうとした、その時! やめぇぃ! 気が付けば、そこには生ける武神!金剛力士のごとき形相の塾長が仁王立ちしていた そして道場内、この武神の一声に水を打ったように静まりかえる。。。 「ええか、武道ちゅうもんわな、相手がおって稽古させていたたいているという謙虚な気持ちが根底にないとあかんのや!」 「この人がいてはるから、ワシも今日一日いい稽古で汗が流せました、そおいう気持ちを育むのが真の武道空手っちゅうもんや!」 「ワシの道場は人間を育てとるんや!そしてこの道場の人間が乱れた世の中を少しでも正しくしていければ!そう願うとる!それをわかって欲しい」 塾長の言葉に、我に返るおっちゃんrockU! そうか、そうだったんだ!恐怖感に包まれた自分が、他流の稽古を怖い怖いと自分を追い込んでたんだなぁ」 「押忍!塾長 ありがとうございます。お言葉の意味、今ようやくわかりました。 真の武道空手とは何かがわかりました!」 「おう! ほんならもういっぺんスパーから始めようか!」 一同「押忍!!!」 ドラゴンさん、芹沢さん、沖田さん、そして先ほどまでrockUには牛魔王にしか見えなかった生王さんはいつしかいつもの優しいパンおじさんに! 稽古生一同、神妙かつ真剣な趣で稽古を再開。 「深い、そしてなんて素晴らしい道場なんだ!」 スパーから組み手へ、そして各自元立ちへ! 相手を思いやる気持ちを持ちつつも、アタリは強い。。。 「皆、強い!強さの質が違う。。。」と心から感じたおっちゃんrockUであった。 心の優しさと極限まで研ぎ澄まされた刃物のような厳しさを併せ持つ塾長の懐の深さに包まれながら、一同の稽古は夜半まで続く。 稽古の後は、羅漢塾ひいきのくぐり戸へ! 熱い熱い男達の熱い語らいはいつまでもいつまでも続くのであった。 完 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.14 14:24:55
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