「武道とダンス―必修にまですべきなのか」
2007/09/06本日の朝日新聞の社説から。
以下一部転載にコメント
> 中学校の保健体育では、男女を問わず、柔道や剣道、相撲などの武道とダンスを必ず学ばせる。
> そんな方針が中央教育審議会の専門部会でまとまった。早ければ11年度から始まるという。
いいことだと思います!
カラダを普段動かさない、動かそうとしない人と、定期的に動かしている人とは心身の健康度が非常に異なる!と
おっちゃんもカラテを通じてよくよく感じているのでございます。
> 専門部会の方針でも、「武道の学習を通じて我が国固有の伝統と文化に、より一層触れることができるよう指導の在り方を改善する」と述べられている。
戦前の大日本武徳会復活!とまでは望みませんが、今の子供達にとって団体行動することや礼節を知ること、我慢すること、他人への思いやりを持つことなど、武道を通じて感じられるメリットはきわめて多いと考えます。
> 苦手なことでも頑張れ、と教えるのは大切だが、それでスポーツ嫌いが増えたのでは何にもならない。学校の体育は、体力を高めるとともに、スポーツに親しませるのが大きな狙いだ。
強制されることで運動嫌いになる子供が増えるのでは?という指摘でしょうかね。。。。
嫌いになるリスクを考えるより、始めるきっかけを子供達に与えることのメリットの方が大ではないかと思います。
> スポーツは楽しい。家に閉じこもってゲームをするより、体を動かすことの方がずっと気持ちがいいんだ。
> まず、そのことを子どもたちが実感できる授業への道筋を工夫してほしい。
総論としては私もこの意見に全く同感です。
まず教育方針として、武道により子供に優劣をつけるのが目的ではなく、自らが痛みを知ることで他人の痛みも理解できるようにすることを目的とする。
そんな教育は、武道(柔道、空手、剣道などの)だからこそ出来る!と私は信じています。
(ダンスやバレエも有効だと思います。バランス感覚が磨け、子供達の集中力を高めることに役立ちます)
そんな機会を子供達に与えてやれる学校教育があってもいいと思います。
一方私たち大人は、学校教育だけに頼らず、心技体調和の取れた人間教育を子供に提供する努力をし続けなければいけないですね。
まずは身近な道場で
皆さんはどう思われますか?