she says... but who's reading?

ご無沙汰しておりました。
仕事で、デンマーク、ロシア、フランスと廻ってまいりました。ま、仕事なんで音楽ネタはまったく仕入れることが出来なかったのですが、ロシアにDEEP PURPLEが来たり、デンマークでULI JON ROTHの公演があったりとかしたようです。

で、その仕事の関係でLOUD PARKは初日しか行けず、更に初日も最後の４バンドしか観れずでしたので、今回は所感という形で感想をだらっと書きます。
観られたバンドは
ARCH ENEMY, ANGRA, ANTHRAX, MEGADETHの４バンド。まともに暴れたのはANTHRAXだけでした。

始まる前からなんとなく仕切りの悪さは予感していました。英語のサイトが結局アップされなかったり、ブログの更新も全然なかったりと、ウドーの匂いをちょっと感じてしまったのはボクだけじゃないはず。

で、当日入ってみてまず驚いたのが人の多さ。ARCH ENEMY演奏中には後ろまで人が溢れかえっていたのには正直驚いた。まぁこれはその後観るANRHRAXの時に確信したんだけど、この客入りはやはり異常だと思う。つまりメタルは今“トレンド”になっているのだと思う。本当にメタルが好きで１０年後にまだメタルを聴いている人間が何人いるかボク的に甚だ疑問だ。
ただ、当然この状況は素直に喜ぶべき部分もあって、この中から何人かでもメタルにどっぷり使ってくれる人がでてくれればこんな嬉しいことはない。

話が逸れた。ARCH ENEMYはチラチラ観ていたが、やはり圧巻の貫禄だ。デビューしたての不安定で続けるかどうかわからなかった時期のことを考えるとそこを支えてここまで大きくした日本のファンの力は大きいし、それに最大限の形で応えてくれるバンドにも拍手を送りたい。

ANGRA。入れ込んでいたのは初期の時期だけど、今のvo.の力量も凄まじいものだ。プログレバンド的な音楽家集団になってきたとの印象を持った。新曲も何曲かやったようだけどピンとは来なかったな。あと必殺チューンのCarry OnとNova Eraをメドレーにしてしまったのは残念。

ANTHRAX。今回はこのバンドの為に２万円はたいたと言っていいくらいだ。ボクが入門したのはJon Bush加入後からだし、彼の在籍時のほうに思い入れがある。しかし今回の再結成、その後のライヴの評判を聞くと、なにか凄いことが起こっているとの印象を受けていた。俗に言うオリジナルの化学反応というヤツだ。やはり確かめないわけにはいかない。多少の身の危険を感じつつココで騒がないでいつ騒ぐってな感じで前へ。
メンバーが登場しIndiansでスタート。Joey Belladonna。写真で見たのと同じ人だ。体型も変わってないのは凄い。それはDan Spitzにも言えた。そしてボクの大好きなFrank Belloのいささかも変わりない暴れっぷり。

。。。これは。。。すごいぞ。。。

直感的に感じた。Jon Bushの時も良かったという前提の元で言うが、こっちにはまた違う凄みがある。音圧、キレ。これがオリジナル再結成の真骨頂というパフォーマンスだった。
相変わらず多かった観客だったが、今回のラインナップの有難味を感じて観たファンがどれだけいたのか、もっと言えばANTHRAXをどこまで知って観たかは疑問だ。ボクの周りはそれほど声が出ていなかった気がした。
しかし個人的には充分満足。単独が是非観たい！！

MEGADETH。実は時間的なこともあり途中退場した。ただSet The World A FireやSkin O' My Teeth, Take No Prisnors等、以前やっていなかったような曲を取り入れていたのはよかったし、大佐も終始穏やかな表情だった。メンバーも無難にこなしていたし、固まってくれるといいと思ったけど、コレばっかりは大佐次第。Hangar 18を聴きながら会場を後にした。

結論として、まだまだ未熟なイヴェントだと思った。PUNKSPRINGに比べてまとまりがないと思った。しかし、こんなイヴェント毎年続いたらメタルファンにとっては神神神神。何度感謝しても感謝しきれないイヴェントだ。絶対０７を実現させて欲しい。このイヴェントが続く限りは、メタルの将来を感じることが出来る。

おまけ

で、日曜に成田から海外に向かったんですよ。チェックインを済ませてゲートで待っていると横をスーッと金髪の美女が。過ぎた後に“あ！！今の絶対アンジェラ嬢だ！”と思ったのです。追いかけるのも何なんで後ろ姿を眺めていたら前からLOUD PARKのTシャツを着たクルーらしきガイジンが。“あ～やっぱさっきのアンジェラだよ”と再後悔していると、、、

なんとその横をマイケルアモットが歩いてきた！！

うわ～！と思い、今回は即座にダッシュして彼の下へ近づき“You must be Michael Amott”と聞くと"Yes!"との答えが！！（ちなみに横にいた上司は当然ながら“？”の顔つき）

うわわ～～～～こんなところで会うとは何たる偶然！！

結局昨日のショウを観たということしか伝えらず、握手をして別れた。オーストラリアに行くとのことだった。２日目観ないで旅立ったのね。
とりあえず旅立つ前にテンション上がりまくってしまいましたとさ。おしまい。

昨日は到着して少し家で休んですぐにTHE LIVING ENDを観に行ってきました。こういうときは疲れなんて関係ないdeath。ELECTRIC EEL SHOCKという凄まじい日本のバンドを体感しました。コレは凄いバンド！レポはまた書きます。

さあ、リフレッシュしてまたがんばってブログ続けよ～。LOUD PARK参戦の方々お疲れ様でした！！うらやましすぎdeath!!