去年からAppleのストリーミングサービスを使うようになってめっきりCDを買わなくなった。ただ実際音楽を聴く時間は増えているので、充分に元は取ってる気はしている。音楽業界の活性化につながっているのかどうかは知る由もないけど。
まあただなかなかアルバム全体として楽しむことが少なくなってきているのは間違いないんだけど、月1枚ぐらいはちゃんと向き合う時間は作りたいと思ってる。
そんな中での今月の1枚は、先日ライヴにも行ったばかりの岡崎体育のニューアルバム。SAITAMA。これはCDで買った。
前作、前々作をしっかり聴き込んだわけではないけど、今までのコミックソング路線から、彼のシリアスな面を押し出してきた印象。特に後半はしっとりとした曲が多く、彼のパーソナリティーが反映された1枚になっていると思う。ファンの方なら当然もう理解しているのだと思うけど、彼の魅力はコミックソングだけにとどまらず、ミュージシャンとして、素晴らしいメロディセンスを持ったコンポーザーだと思うので、ボクみたいに彼のお笑いサイドから入った人間も、これから更にかれのミュージシャンとしての才能に対する理解を深めていくきっかけになるのだと思う。ま、そんななかでも”なにやってもあかんわ”みたいなおちゃらけソングもしっかり入っていて、そういう曲がやっぱり気に入っちゃう部分はあるんだけどね。
§ぽっぷびぃと§