ガールズバーにたまに行くんですよ。
去年ぐらいから行き始めて。これねぇ、人見知りで話し下手で女の子苦手なボクみたいなのが、何が楽しくてってところなんだけど、手っ取り早く言うと
リハビリ
Just do itでどこかの偉い人が言ってたし。Don’t think, feelってどこかの偉い人が言ってたし。I’ll be backってどこかの偉い人が言ってたから。
喋ると書くのは使う回路が全然違うことは前も書いたかも知れないけど、やっぱ生身の人間とか、歳の離れた得体の知れない胸の膨らみと股の(以下自粛)人間を相手にするのとは全然違うからね。作曲作業とジャムセッションぐらい違うよね。アンパンマンとジャムおじさんぐらい違うよね。
で、やっぱりどうしても”面白い話をしなきゃ”衝動にかられてしまうんだけど、大概が焦って空回り。なんとなく準備してた話も間がうまくいかずダダ滑り。で、向こうが楽しんでないんじゃないかとか考え出すと余計喋れなくなる蟻地獄。
こういうとこに慣れてる人って”えげつない性欲”をしれっと出せる人だよね。女の子が好き~ってのをストレートに出してくるから楽しいんだろうね。それが出来ないとどうにも結局うんぱっぱのぶんぶんで終わってしまうよね。それでも行くってのは、多少なりともその”えげつない性欲”感にあこがれてるからなのかな。いや、あこがれちゃダメだろそんなもん。かと言ってジェントルマンぶっても実際考えてるのは”この子かわいいなぁ”だったりするわけで、それはそれでウソになるし。
まあそんなことを考えながら毎回かんばせぇしょんに惨敗しながら酒にも酔えずに帰宅してるんだけど、いつかリリーフランキーみたいなしれっと下ネタ出せる大人になりたいなぁ(結局目標はそこか)。とりあえず今は”帰り際に誰も知らないメタルソングを歌って帰る”というキャラ付けを一生懸命して覚えてもらおうとする戦略を絶賛実施中。これはあってるのか。
ガールズバー、楽しくないけど楽しいよ。
§ぽっぷびぃと§