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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2024.10.07
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中学1年生時の記憶です。

 

お昼ごはんの時間が、一番大好きな時間でした。

 

 

3人兄弟で、母親は、毎日一升ごはんを焚いていました。

 

もう、育ち盛りでしたので、毎日の食事は、愉しみでした。

 

 

クラスメイトの「なほこちゃんのお弁当が気になっていました。」

 

​​隣に座った「なほこちゃんのお弁当」の思い出です。


 

「なほこちゃんのお弁当はいつも、美味しそうでした。彩り野菜がいっぱい。」

 いつも、隣りにいるお弁当が気になっていました。

 

「トシ坊、私のお弁当食べる?」「うん、うん、食べるよ~。」

「今日は、ママにお弁当を2つ作ってもらったの。トシ坊が、ママが作るお弁当をほめてくれるので

 ママ、トシ坊の分もお願いね~」と言ったら、「喜んで~」と。

2週間ぐらいその光景が続きました。

 

なぜ、2週間で終わったのか?

 

それは、父兄会の席で、母親が偶然にも、「なほこちゃんのママの隣に座ったのです。」

すると、ママさんが「トシちゃんが、なほこのお弁当を観て、綺麗だね~。美味しそうだね~。

・・・と褒めてくれるので、

毎日、2個お弁当を持って行くんですよ~」と。

 

 

母親が自宅に戻ってくると、「としあき。座りなさい。」と言われて

「他人様の大事なお弁当を食べるとは、何事だ。何を考えているのだ。」
 と怒られました。

 

それ以来、お弁当は、母親だけのお弁当になりました。

 

他の母親が作るお弁当がなぜ美味しく感じるのか?

 

それは、謎でした。

 

今振り返ると、「愛情たっぷりのお弁当に感じていたと思います。」

 

「亡くなった母親のお弁当をまた食べたくなってきました。」

 

「秋野菜 妻の手料理で 孫に食べさせたい。 
                作としあき」








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最終更新日  2024.10.07 08:42:35
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