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中学1年生時の記憶です。
お昼ごはんの時間が、一番大好きな時間でした。
男3人兄弟で、母親は、毎日一升ごはんを焚いていました。
もう、育ち盛りでしたので、毎日の食事は、愉しみでした。
クラスメイトの「なほこちゃんのお弁当が気になっていました。」
隣に座った「なほこちゃんのお弁当」の思い出です。
「なほこちゃんのお弁当はいつも、美味しそうでした。彩り野菜がいっぱい。」 いつも、隣りにいるお弁当が気になっていました。
「トシ坊、私のお弁当食べる?」「うん、うん、食べるよ~。」 「今日は、ママにお弁当を2つ作ってもらったの。トシ坊が、ママが作るお弁当をほめてくれるので ママ、トシ坊の分もお願いね~」と言ったら、「喜んで~」と。 約2週間ぐらいその光景が続きました。
なぜ、2週間で終わったのか?
それは、父兄会の席で、母親が偶然にも、「なほこちゃんのママの隣に座ったのです。」 すると、ママさんが「トシちゃんが、なほこのお弁当を観て、綺麗だね~。美味しそうだね~。 ・・・と褒めてくれるので、 毎日、2個お弁当を持って行くんですよ~」と。
母親が自宅に戻ってくると、「としあき。座りなさい。」と言われて 「他人様の大事なお弁当を食べるとは、何事だ。何を考えているのだ。」
それ以来、お弁当は、母親だけのお弁当になりました。
他の母親が作るお弁当がなぜ美味しく感じるのか?
それは、謎でした。
今振り返ると、「愛情たっぷりのお弁当に感じていたと思います。」
「亡くなった母親のお弁当をまた食べたくなってきました。」
「秋野菜 妻の手料理で 孫に食べさせたい。
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最終更新日
2024.10.07 08:42:35
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