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テーマ:政治について(20203)
カテゴリ:民主党
民主党のマニフェストでも抜群の注目度なのが【子供手当て】になると思います。個人的には「自民党にあれだけ『ばらまきだ。選挙対策だ。』とか言っておきながら、良くこんな事が出来るな」と言う感想しか持っていませんでしたが、予算委員会の内容を見ていると「財源無い。殆ど借金。」と言わんばかりの答弁の稚拙さに唖然とします。
そもそも民主党のマニフェストの大枠は「予算を組み替えて無駄を省けば10兆くらいは稼げる(最初は20兆と言っていた。最後は9兆になったが・・・)。埋蔵金も有る。」とか言っていた訳ですが、当初から財務省に「金融危機でもう埋蔵金なんてね~よ」と返されており、まぁ案の定なかった。政権を担う大臣は「自民党が作った借金だ。今までやってきた自民党に問題がある。自民党の政治が悪くて当初の予定より税収が減った。」と言ってます。確かに今まで日本の国債(借金と国債は完全に違う)を増やしてきたのは自民党だし、民主党の言う事にも一理有るとも思う。でも、民主党が掲げたマニフェストであって、政権を取る前には「絶対に出来る。子供手当てなんて一年目から出来る。」と発言して来たのだから、今更「自民党が悪い」とか何の冗談かと思う。 話しを子供手当てに戻しましょう。 国会中継を見ていると、自民党議員の質問によって段々と問題点が指摘されていきます。 1.半額支給で有りながら2兆7千億という予算が必要(満額であれば倍 2.恒久政策でありながら恒久予算が無い 3.不法滞在者にも当然の如く支給され、日本に出稼ぎに来ている外国人が国に置いてきた子供達にも支給される←これ重要 3月10日の国会質疑で、自民党の棚橋議員が「外国籍の方の子供にも手当てが支給されるが、どれほどの金額になるのか?」との質問に対して民主党政権がまったく答えを出せない。どれだけの金額が掛かるか積算すらされていないのに、2兆7千億円と言う金額がどうやって出たのか。 これだけ問題が有る法案であるのに、まったく修正が行なわれ無いばかりか、6月にやると言って聞きません。児童手当や定額給付金とは桁が違う金額だと解ってないのか、解っていてやっているのか不明ですが・・・ この国会中継を見ていると、2兆7千億程度ではすまない気がする。 政治と金の問題について 与謝野さんから「平成の脱税王」とまで言われてしまった鳩山さん。お母さんからの信金提供について、鳩山さんにとって厳しい答弁として記憶に残っているのは、稲田知美議員の「贈与とは金を出す方と受け取る方の意思が合致した場合に贈与と認められる。何時の段階で意思の合致がされたのか?意思が合致された日からが贈与と見なされるのでは?」との質問に狼狽し、答弁中の鳩山さんがプルプル震えていたのは笑いを通りこして哀れみさえ感じ、その情けない姿が日本の首相だと思うと少し悲しくなりました。 鳩山さんがよく「検察によって嫌疑が払拭されたと理解している」といってますが、これも森まさこ議員により嘘が暴露されました。曰く「嫌疑が『不十分』とされたのは政治資金規正法であって、お母様からの資金提供では無い」との事です。資金提供の嫌疑については何の結論も出ていない。これは内閣総理大臣の間は起訴できないから、大事に暖めていると考えて良いのかな? 挙句の果てには、自分達こそが「政治資金規正法」を逸脱しており、挙句の果てに責任すら取れていないのに、「企業・団体献金の禁止」を再び言い出してます。 鳩山さんや北海道教組の問題は確かにこの問題でもしかしたら解決するかもしれないが、小沢さんの問題は解決しない。あの人は西松建設が作ったダミーの政治団体から献金を受けていた訳です。 もう無理だと思うんだけどな、この内閣。答弁が始まった瞬間に詰んでる事が多すぎて、もう答弁にならない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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