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テーマ:政治について(20203)
カテゴリ:民主党
司法が長い時間をかけて決定した事項に対して行政が執行しないなんて、どんな理由をもって自分の意見を正当化できるのか聞いてみたい。と思ったら、過去の報道で言い分が出てました。曰く「これだけ死刑の存置・廃止について議論があり、終身刑の導入についての議論もある。裁判員制度の導入で多くの皆さんが深い関心を抱いていると思うので、ぜひ広い国民的な議論を踏まえて、道を見いだしていきたい」との事なんですが、どうやら何もやっていないようです。
自らの主義主著を通すだけで何も行動を起こさないというのは卑怯者だと思うんですがね。もし本当に死刑が反対なら法改正とか諸々の手続きをしなければならないと思うんですよ。何度言いますが、卑怯だし職務放棄だと思います。 「死刑廃止派」千葉法相、半年で執行ゼロ 鳩山内閣では、「死刑廃止を推進する議員連盟(廃止議連)」のメンバーだった千葉景子氏が法相に就任し、死刑制度に注目が集まったが、昨年9月の就任以来、執行は一度もない。 自公政権下の昨年7月、森英介前法相時代に執行されたのが最後で、現在の死刑確定者は109人に上る。法務省によると、年末時点での未執行者数として過去最多だったのは、2007年末の107人で、現在はこれを上回っている状態だ。 千葉法相は昨年9月16日の就任記者会見で、死刑執行について「法相という職責を踏まえながら慎重に考えていきたい」と発言。内閣府の世論調査で死刑容認派が過去最高の85・6%に上ったことに触れた今年2月9日の記者会見では、「非常に高い数字で重く受け止めたい」としながら、「一つの世論調査だけですべての世論を表しているのかどうかは、もう少し慎重に考える必要もあろうかと思う」と述べた。 昨年5月に始まった裁判員制度の対象には、最高刑が死刑の事件が含まれている。死刑制度の存続の是非について、千葉法相は「国民的な議論を起こしたい」と繰り返しているが、省内で研究会を発足させるなどの具体的な動きは何も起こしていない。 国民が死刑制度について考えるための情報提供も進んでいない。刑場の公開はもちろん、死刑執行状況についての文書の情報公開を請求しても、執行の様子がわかるような記述はすべて黒塗りされている。 (2010年3月16日10時02分 読売新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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