|
テーマ:政治について(20201)
カテゴリ:新聞
東海新報社 コラム【世迷言】
☆★☆★2010年04月14日付 なるほど鳩山さんは「宇宙人」にまちがいなさそうだ。どんなに困難な場面に直面しても泰然自若としてあわてない。そもそも神経が太いのか、それともないのか、その結論が来月には出るだろう ▼政権を預かることだけでも大変なのに、身辺に次々とまとわりつく難問にも焦燥の色一つ見せず、何事もなかったように処理できるこの強靱な神経は歴代総理中白眉といってよく、常々羨ましく思う小欄である。おそらくストレスのたまらない特異体質の持ち主なのだろう ▼普天間基地の移設問題に対し5月には回答を出すと答えた、その期限が刻一刻と迫っているのに、あちらと思えばまたこちら。まるで京の五条の橋の上の義経よろしく移転先候補が次々と飛び出し、飛び出しては消えていく。弁慶ならぬ国民はその神出鬼没さに目を白黒させるばかりだ ▼さすがメディアもたまりかねて、読売は「普天間出口なき迷路」「見通し甘い首相」と特集を始めた。産経は東大の山内昌之教授に「首相は損ねる必要もない日米関係を悪化させ…楽観的で理想論を語るだけで…安全保障の根幹を論議しようともしない」と語らせているが、雑誌、週刊誌などに至ってはとっくに見放している ▼しかし「ウルトラC」がないとは断言できないのが宇宙人の持つ未知の能力。基地反対論をあおって最後はグアム以外にないと米国を納得させる高等戦術もあり得る。鳩山さんは、ひょっとすれば孫子もびっくりの兵法家だったりして…。 『孫子もびっくりの兵法家だったりして・・・』なんて、本気で思っちゃいないでしょうね。まぁ、どんなけ鳩山さんが移転先を夢想(本人は腹案と言っているが・・・)した所で、そもそも沖縄の負担軽減だけにしか目が行ってない時点でまともな案は出てこない筈で、解決するとはとても思えませんね。 やれやれ・・・どこら辺に落ち着くのかな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月14日 07時40分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[新聞] カテゴリの最新記事
|