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カテゴリ:僕達のミッション
全社的なROI向上/生産性向上 (一人あたり営業利益の極大化)の観点からいうと、 巨額な投下資本を伴い、 かつ大規模な人員増加を伴うM&Aは、その解とはならない。 1つの仮説であるが、 むしろ既存4カンパニーの生産性向上の施策は、 既存4事業のファンの裾野を拡大していくような 「フック・インタフェース」 「フック・コンテンツ」 の矢継ぎ早なリリース、ではないだろうか? そしたら、 4カンパニーの人員は増えないのに、ファンの数はUpする、 という結果につながるのではないか? 上記考えは、 「消費者の志向・嗜好は多様化している現代」 「若年層ほど、その傾向は強い」 「ならば、同じインタフェースで集客するのは、 苦労するかもしれない」 という仮説に基づく。 そして、その解としての仮説、 「情報量(商品量・施設量)の少なさではなく、 10~20代の消費者に突き刺さるフックを保有すべき」 という演繹的仮説に基づく。 例えば、Hotels.comは「Road Trips」というサービスをリリースした。 ユーザーがドライブコースを検索し、ドライブ旅行プランを練るためのサイトだ。 でも、出てくる情報は、 Hotels.comのDBに登録された情報であり、 それが表示され、予約につなげるのだ。 別に新しいサービスではない。 ただ、ユーザー・インタフェースが変わっただけである。 つまり、Road Tripsは、 ユーザー獲得のための「フック・コンテンツ/サービス」なのである。 恐らく、 「なるほど、じゃインターネットで調べてみるか」 と言って、初めてインターネットを触り、 Hotels.comに訪れるユーザーだって増えるだろう。 そういう切り口で切った情報サービスで、 メチャメチャいけてるものは、 2004/4/15現在、この日本にまだ存在しないと思う。 お見合いで獲得しようにも、存在していない。 この事実は、僕達に何を示唆するか? つまり・・・、 僕達自身がガシガシつくっていくことが最短のパスということだ。 もっともっと、 うちの会社は「インターネット」である前に、 消費者サービス=情報サービスであることを認識し、 利用者としての観点を元に、 「こういうときに、こういう調べ方があったらなあ」 という切り口から、入っていくことは出来ないだろうか? 「なぜ、人間は、このサービスを利用するのだろう?」 という根本に、思いを馳せるべきではないか? もっともっと、消費者(人間)のことを知り尽くし、 そのためのサービスを、世の中で最初に出す企業になれないだろうか? 「インタフェースの多様化」。 それは、新しいサービス/商品(5本目以降のカンパニー) を生み出すと同様に、大切なことではないだろうか? 話を戻そう。 上記疑問を仮説とした場合の、僕達のミッションって何か? M&Aによって、 そのような「フック・コンテンツ/サービス」獲得が出来ないとすれば。 僕達のミッションは、 M&A対象のリサーチではなく、 自社内から生み出していく、そのための仕組みづくり、 という点に視点を移していいはずだ。 具体的には、 第一に、Hotels.comのような海外事例を紹介して、 社内に散らばる頭脳のインスピレーションを刺激することだ。 第二に、実際に僕がやりたい! と手を挙げさせ、 実際にチャレンジできる仕組み・カルチャーをつくることだ。 第一の点については、それなりに出来ている。 最近は、教授のレポートをもとに社内で勉強会が開催されつつある。 では、第二の点については? まだ出来てない。 どうしたらいいんだろう? その具体的方法は明日以降に考えることにしよう。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/01 07:59:36 PM
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