052229 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

社長室 業務日誌

社長室 業務日誌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2004/04/15
XML
カテゴリ:僕達のミッション

全社的なROI向上/生産性向上
(一人あたり営業利益の極大化)の観点からいうと、
巨額な投下資本を伴い、
かつ大規模な人員増加を伴うM&Aは、その解とはならない。

1つの仮説であるが、
むしろ既存4カンパニーの生産性向上の施策は、
既存4事業のファンの裾野を拡大していくような
「フック・インタフェース」
「フック・コンテンツ」
の矢継ぎ早なリリース、ではないだろうか?

そしたら、
4カンパニーの人員は増えないのに、ファンの数はUpする、
という結果につながるのではないか? 

上記考えは、
「消費者の志向・嗜好は多様化している現代」
「若年層ほど、その傾向は強い」
「ならば、同じインタフェースで集客するのは、
 苦労するかもしれない」 
という仮説に基づく。

そして、その解としての仮説、
「情報量(商品量・施設量)の少なさではなく、
 10~20代の消費者に突き刺さるフックを保有すべき」
という演繹的仮説に基づく。

例えば、Hotels.comは「Road Trips」というサービスをリリースした。
ユーザーがドライブコースを検索し、ドライブ旅行プランを練るためのサイトだ。

でも、出てくる情報は、
Hotels.comのDBに登録された情報であり、
それが表示され、予約につなげるのだ。

別に新しいサービスではない。
ただ、ユーザー・インタフェースが変わっただけである。

つまり、Road Tripsは、
ユーザー獲得のための「フック・コンテンツ/サービス」なのである。

恐らく、
「なるほど、じゃインターネットで調べてみるか」
と言って、初めてインターネットを触り、
Hotels.comに訪れるユーザーだって増えるだろう。

そういう切り口で切った情報サービスで、
メチャメチャいけてるものは、
2004/4/15現在、この日本にまだ存在しないと思う。

お見合いで獲得しようにも、存在していない。

この事実は、僕達に何を示唆するか? 

つまり・・・、
僕達自身がガシガシつくっていくことが最短のパスということだ。

もっともっと、
うちの会社は「インターネット」である前に、
消費者サービス=情報サービスであることを認識し、
利用者としての観点を元に、
「こういうときに、こういう調べ方があったらなあ」
という切り口から、入っていくことは出来ないだろうか? 

「なぜ、人間は、このサービスを利用するのだろう?」
という根本に、思いを馳せるべきではないか? 

もっともっと、消費者(人間)のことを知り尽くし、
そのためのサービスを、世の中で最初に出す企業になれないだろうか? 

「インタフェースの多様化」。

それは、新しいサービス/商品(5本目以降のカンパニー)
を生み出すと同様に、大切なことではないだろうか? 

話を戻そう。

上記疑問を仮説とした場合の、僕達のミッションって何か? 

M&Aによって、
そのような「フック・コンテンツ/サービス」獲得が出来ないとすれば。

僕達のミッションは、
M&A対象のリサーチではなく、
自社内から生み出していく、そのための仕組みづくり、
という点に視点を移していいはずだ。

具体的には、

第一に、Hotels.comのような海外事例を紹介して、
社内に散らばる頭脳のインスピレーションを刺激することだ。

第二に、実際に僕がやりたい! と手を挙げさせ、
実際にチャレンジできる仕組み・カルチャーをつくることだ。

第一の点については、それなりに出来ている。
最近は、教授のレポートをもとに社内で勉強会が開催されつつある。

では、第二の点については? 

まだ出来てない。
どうしたらいいんだろう? 

その具体的方法は明日以降に考えることにしよう。

以上







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/02/01 07:59:36 PM
コメント(0) | コメントを書く
[僕達のミッション] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X