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カテゴリ:僕の業務
僕は、投資家のために働いていると思ってない。 僕は、起業家の夢・エネルギーのために働いていると思っている。 昔は、経営者だけが「お客様」だった。 今は、そこに、社内の部長が「お客様」に加わっている。 正直ベース、そこらの経営者より、部長連中の方が、戦闘力高いと思う。 それは置いておいて、何をサポートしているか。 「翻訳している=Translate」と言ってもいいかもしれない。 資本が必要な人 ⇔ 資本を出したい人 説明したい人 ⇔ 聞きたい人 口説く ⇔ 判断したい人 (説得) (判断) 具体的に言うと、 判断側がわかりやすくするよう、 事業計画・投資計画をサマライズしている。 持ち込まれる段階では、だいたい、わかりにくい。 極端にいうと、10行程度にまとめている(報告にして約60秒)。 ちなみに、フツーの女性に理解されない、面白いと思われない事業計画は、 つまり、煮詰まってないか、本当に面白くないか、に過ぎない。 これ本当です。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ・数値計画/その根拠 ・達成のKFS(ポイント/リスク) ・投資コストの妥当性(バリュエーション) (1)案件についてわかりやすくサマライズする (A4一枚=10行程度にまとめる) ・誰に、何を、いくらで、売る。 ・誰は、○○に困っているので、買う。 ・誰は、□□だから、買う。 ・誰は、××と比較して、いいと思ったから、買う。 (ライバルは誰?) (2)サマライズした事業計画を数値的に落とし込み検証する (3)数値計画のKFSの特定を行う (外的要因も加味しつつ) ・トップライン(期待収益)=商品数×単価×顧客数 ・そのトップラインを実現する構造(組織)=費用・投資 ・基礎数値(顧客数・PV数(=来店数)への因数分解 ・因数分解結果からKFSを抽出し、達成のための自分なりの 問題意識を書く ・検証指標は、市場シェア・一人あたり顧客数・ 一人あたり売上高などを通じた自己分析・他社比較。 ・無理があると、やっぱり嘘くさい数字になる ・数字の並びがシックリこない時は、うまくいかない。 (4)徹底的にマークする競合を1社だけ選ぶ ・事業開始後、そこをベンチマークにしてチェックするため (5)デュー・デリジェンス(調査)結果をサマライズする ・会計調査 (簿外資産・債務の有無) ・法務調査 (簿外資産・債務につながる契約の有無) ・システム調査(簿外債務につながるシステム上の瑕疵の有無) (6)問題意識をもとに、事業計画のリスクを洗い出す(だいたい3つ) (7)事業計画のリスクが、時間軸的にいつ来るか洗い出す(山はいつか) (8)そのリスクをカバーする施策を、事前に洗い出す ・概ね、顧客数のパラメータ達成がネック ・その場合の「壁」を解消するには、 セリングではなく、長期的なマーケティングしかない ・ならば、数年前から着手せねばならない ・その場合の追加投資はいくら、これに投資、等 (9)GO(資本投下)の場合は、バリュエーションの妥当性を示す ・本源的価値の把握(DCFバリュエーション) ・純資産価額、類似会社比較 ・割引率設定の根拠/妥当性 ーーーーーーー 僕のやる気は、投資家からもらうわけではない。 事業担当者の夢・エネルギー次第だ。 だから、やる気・夢にあふれる人だと、やる気が出る。 その反対の人だと、僕もやらない。むしろ、つぶす。 だって不幸になるだけだもん、両社が。 幸い、そんな人はまだいないけど。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/01 08:12:55 PM
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