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社長室 業務日誌

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2004/05/28
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カテゴリ:資本家と労働者

僕達、労働者は、
どれくらい株主(資本家=投資家)に報いてあげたらいいのかな? 

どのくらいやったら、
投資家は、
「よくやってくれましたね、ありがとう~♪」
と感謝してくれるのだろうか。

僕達、CEO含む労働者は、
一応、理論上は、
株主のおカネを元手にさせてもらって、
毎日、”楽しい”事業に従事させてもらっている、
という形になっている。(理論上)。

だから、
「株主さん、ありがとう(はぁと)」
と毎日思って、働いてもいいくらいである。

そんな株主さんに、報いるには。。。

その方法は、唯一、
「株主さんの持分の価値(株価)を上げる」
ことだ。

でも、僕達、労働者には、
株価・時価総額それ自体のコントロールは不可能だ。

じゃあ、何をもって報いるか。
僕達に、できることをもって、報いるしかないでしょう。

それは、

・事業領域の拡大 (投資の配分=布石が上手であること)
・高い成長率   (やる気満々で、元気であること)
・高い利益率   (やる気だけじゃなく、効率性もあること)

を見せつけること。

その結果、

「うわ、俺もあの会社の株、ほしいなー」
「将来、もっとあの会社、大きくなるかもしんない」

と他の人にも思わせることができる。

そしたら、株価を上げることができる。

だから、CEO含む労働者は、株価そのものを気にする必要はない。
特に労働者は、成長率と利益率の上昇に腐心するべきと思う。
CEOは、そのように仲間たち(労働者)をディレクションするべきと思う。

しかし、上げても、上げても、
際限なく、上昇・成長を要求されるとしたら・・・。

僕、もうイヤになる。だって、僕は奴隷じゃないもん! 

だから。

だからこそ。
そんな僕たちと手を取り合い、高成長をずっと続けていくには!! 

投資家は、労働者が頑張ってくれたら、お礼をしないといけない。

それは基本となる給料だけじゃなくて、
『特別な結果が出た場合、特別な謝礼』
を通じて、謝意を伝えるべきだろう。

だって、その分、儲かったはずだからな。絶対。

でなければ、申し訳ないが、労働者たちは反旗を翻すだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最初の質問に戻ろう。

じゃあ、どのくらいやったら、
株主から、
「よくやったね~! びっくりです! ありがとう~♪」
といってもらえるのだろうか。

本日の日経金融新聞に載っていた。

 『利益率は4%を上げれば十分。
  それを超える利益は、消費者・従業員に配分する』
              (ヤオコー川野幸夫社長)

僕たちの場合だと・・・、

 『一人あたり営業利益5,000万円超の部分。
  それを超える利益は、消費者・従業員に配分する』
 
ていうのはどうでしょうか♪

以上






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Last updated  2010/02/01 08:50:58 PM
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