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社長室 業務日誌

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2004/08/10
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最初は、マーケットプレイスなんて存在しなかった。

僕達の先輩は、最初にまず「売手」を連れてきた。

僕は入社してなかった頃の話だから、よく知らないんだけど、
頭を下げて、汗をかいて、声を枯らせて(?)・・・呼んできた。

結果、とても素晴らしい=商売のセンス溢れる=売れまくる店舗さんが続々と集まった。

さて、そのとき、僕達の先輩はどんな風なセリフで勧誘したのだろうか? 



(a) 「お願いだから、出店してくださいよ~」   x<y
(b) 「まあ、出させてやってもいいよ」      x>y
(c) 「僕達と一緒にチャレンジしましょうよ!」  x≒y

   (※但し、x:僕達、 y:店舗さん)



恐らく、(c)に近いセリフだったに違いない。

ちょっと考えてみると非常に意外な答えなのだが、
(a)(b)だと、xだけが頑張って、yに貢献します、
という関係性が前提となってしまう。
xがバリューを流し込み、yは受身の状態。
という関係性ができ上がってしまう。

意外でしょ? 詳しく見てみよう。

まず(b)だと、
yが頑張るようで、
実はxだけがバリューを”流し込む”形が前提となっている。
yは受身でポカーンとしててもいい。
だから、xがいばれる理由となっている。

一方(a)は、
一回お試しで出店してもらえても、効果がないとすぐにやめちゃう。
だから、xはバリューを流し込み、yは待ってる形となる。

唯一、(c)だけが、yを能動化するセリフなんだよね。
「この場所、この機会を使って、自分でお客様をとりにいくんだ!」
と思わせる唯一の魔法の言葉。

また、なーんにもない僕達は、
流し込むものがないからこそ(c)と言わざるを得なかった、
なんて事情もあるんだろう。

それに、僕達が若い世代だったという背景もあるかも知れない。
若い世代が上の世代を口説くには、常に情熱・エネルギーだからだ。

  『yが能動化した』

この現象が、無から有を生み出した真相だと、僕は思う。

それに加えて、その後、僕達も目の前のyと
本当に一緒に頑張ったことが、成功の要因なんだと思う。

以上








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Last updated  2010/02/02 10:05:07 AM
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