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カテゴリ:勝つということ
「勝つ」って何だろう? ・何に勝ったら、勝ちなのか? 己か? それとも敵? その敵とは、目の前の? もしくはまだ見ぬ大きな敵? もう一度、ちゃんと考えてみよう。 これが整理できてないと、いつまで経っても安眠できない。 ――――――――――――――――――――― Q、「勝つ」って何だろう? 具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか? ――――――――――――――――――――― よーし、徹底的に考えるぞ。 (問題)下記はどちらの勝ちでしょうか? Q1、立命館3-1同志社 A1、立命館の勝ち。 (理由)野球の試合だから。そういうルールだから。 じゃあ、これは? Q2、A.ホースト ○ 規定により勝利 × サップ (サップが圧勝KOしたが、負傷により決勝進出を断念。 規定により、ホーストが決勝進出) A2、ホーストの勝ち。 (理由)ルール上、そういう状態になった場合、 そう処理し、記録する。と書いてあるから。 ※少々古い話ですが・・・、僕的にはサップの勝ち。 僕は、格闘技を 「この瞬間にどちらが強かったか」という観点から見ているから。 ルール上、ホーストの勝ちと処理されて大会は進められただけ。 しかしながら、意見は割れる所だろう。 Q3、ベンチャー企業 やりがい-楽チン 公務員 A3、どっちが勝ちなのか、一概には言えない。 (理由)その人の価値観によるから。 仮に「楽チン対決」だったら、解答は明白。 Q4、楽天 ●●-×× ライブドア A4、うーん、、、楽天かなァ。。。 (理由)なんか、どうでもいい。。。 ――――――――――――――――――――― 上記4問が適切な事例かは不明だが、以下の仮説が挙げられる。 (仮説) 少なくとも、関係者全員がシンプルに勝負の結果を認め、 「優劣」の判定までもスムーズに受容するケースは、 (1)どのような状態が勝ちか、明確にルールに規定されている場合 (2)「例外規定」の適用なく、勝負がついている場合 (3)”これは勝負なんです”と勝負する前から公知され、 自他共に”勝負”であると認識され、臨んでいる場合 (後から、他人がゴチャゴチャいっても収拾つかず) (4)「ワンタイム」である場合=再対決が現実的ではない場合 (今後も両者とも存続し、いつでも対決・比較される場合、 その勝負をゴチャゴチャ言うのは無意味) (仮説を適用しようとする対象の事実) ビジネスの世界では、 ・勝敗が明確に事前に規定されていないし、 ・判断局面は、極めて多面的・多角的であるし、 ・誰が「敵=勝つべき相手」なのか不明確 (市場がまだ小さい場合、参入企業同士が敵というより、 その市場が食わんとするオールドエコノミーが敵だったりする) ・競合企業とは、来年も再来年も、競い合っていくし、 今、この瞬間で勝っていても、それはそれで無意味 (展開される仮説) ビジネスの世界においては、 「誰かに勝つ」ことはさして重要ではない。 (新たなる疑問) じゃあ、一体何をもって「勝つ」なの!? ――――――――――――――――――――― (結論)<仮> Q、「勝つ」って何だろう? 具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか? A、スポーツのように 「誰かに勝った」という状態は、 我々の目指す「勝つ」ことにはあたらない。 → ならば一体、何なのか? 明日以降の宿題とする。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/02 05:31:12 PM
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