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(昨日の仮説) ・人に、行動してもらうには、自分で決めた! と思わせる。 もしくは、自分の利害/気持イイこと、につながっている、 と思ってもらえるように、すればいい。 ―――――――――― (新たな疑問) ・この仕事をやれば/この人に歯を食いしばってついていけば、 自分が成長できるんじゃないか/成長できている、というように感じるとき ・自分の思い通りに物事が進められる環境にある/または、進めているとき ⇒ これとは正反対の状況になってしまったら、どうしたらいいだろうか? つまり、「成長できない」「思い通りに進まない」と思っているとき。 ―――――――――― Q、「成長できない」「思い通りに進まない」と思っている人は、どうすればいいのか? そんな仲間に、周囲(上司・同僚)はどう接すればいいのか? この解(仮説)を分析する前に、 「なぜ、成長できないと思ってしまうのか?」 その他、自分の環境への疑問を感じる理由について、深く理解する必要がある。 ―――――――――― 僕の友人のケースを見てみよう。 彼は、年数にして5年目。 ・組織の中では、下の上となる =つまり、頼まれやすい=最も多くのことに同時に携わる人間となる ・自分の上長(マネジャー)よりも、顧客の希望・嗜好や、業界に精通し、 自社組織の問題点もハッキリと見えてくる。 その年の春、彼は 「このままでは、自社が赤字になる」 「非常に構造的な問題で、今から変化スタートしなければ、 企業の永続性に支障をきたす」 「来年から、すごく給料は減る」 「やりたい仕事を、やらせてもらえる自由度は著しく損なわれる」 との仮設を立て、危機感を覚えた。 実際に赤字に陥る1年前だ。 また、同時に彼は、 「自分が5年後になりたい姿になるために、 得るべき経験・スキルが、このままでは得られない」 という自分の将来への危機感も感じていた。 5年目といえば・・・、 無我夢中に走っていた3~4年目までと異なり、 生意気にも、自分なりの理論を編み出したり、 自分プロデュースの意欲(方向性希望)が出てきたりする。 ちょうど、先輩からは吸収するものはしまくって、 仲間とは差がついてしまった(と勝手に思い込み・・・ (^^;) 気づきや、刺激を与えてくれるのは外部の人か、顧客だった。 かといって、5年目だから、下っ端扱いだ。 自分が最善と考える提案は、ことごとくNGを食らい・・・、 自分の危機感とは異なる方向でMTGは召集され、 また結局、何の方向性も出されずに終了。 また、同じ1週間が開始する。 また、同じように仲間も危機感を感じていたようだが、 実際のアクションとしては、飲んでクダを巻くだけで、打破できない毎日。 そんな仲間を頼れず、尊敬できなくなってしまった。 彼は、乗組員が全員寝ているような、大きな難破船に揺られている、 そんな感覚を持ってしまったらしい。 自分だけは、小型ボートといえども、 自分の才覚と行動力で、海原を突っ切りたい。 そう考えるようになったそうだ。 でも、仲間をイヤになって、逃げ出そうとする、そんな自分もイヤだった。 (実際、退職時には、仲間を捨てるのかと自責の念にかられて、 毎日吐いていたらしい) そんな中に、全く同じタイミングで、ある会社にスカウトされたそうだ。 彼は、当時の仲間より、その人自身と働いてみたい、という誘惑にかられた。 ―――――――――― (1)自分の実力・働きぶり・成果(過去)に対して、 「顧客」「自分」の評価より、 「仲間」「上司」は低い評価を受けていた (2)自分の仮説・方向性(未来)に対して、 「顧客」「自分」のスタンスより、 「仲間」「上司」は協力的ではなかった (3)自分の思い描くプランとは異なる方向に、 仲間が進んでいった結果、いい結果が出ていない (4)(1)~(3)の結果、 自分が、周囲(仲間・上司)を尊敬できなくなった という状況が、 彼の「自分の環境への疑問を感じ始めた背景」 であった、ということだろう。 ―――――――――― そう感じてしまった場合、周囲は、どう接したらいいのだろうか。 一人の友人として、下記(一)~(五)の可能性がないか、 ”気づき”を促し、後悔しないようにしてあげることだろう。 彼が、陥っている「間違い」の可能性としては、以下のケースが考えられる。 (一)問題認識は間違っていないものの、 自分の努力不足を棚上げし、周囲に当たっているだけの可能性 (周囲と、共に解決しなければ、解決できない問題) (二)問題認識は間違っていないものの、 単純に、周囲(仲間・上司)とのコミュニケーション不足である可能性 (周囲と、共に解決しなければ、解決できない問題) (三)問題認識は間違っていないものの、 思考が閉鎖的に陥っており、性急に結論を出しているだけの可能性 (四)問題認識すら間違っており、 実際には、全く問題がないが、ストレスをそこに転嫁しているだけの可能性 (五)ただ単に「ヒマ」で、いらんことをドンドン考えてしまう =つまり、能力を活かしきれていない状態のため、 溢れ出る思考能力・将来予測能力を浪費しているだけに過ぎない可能性 ―――――――――― 経営としては、 「やる気/組織へのロイヤルティを回復してもらう」 のがとるべき道なのだが、 「やる気だせ!」というコミュニケーションほど、アホなことはない。 また、 「君のために、組織の配置を変えるよ」 「君のために、会社の経営の方向性を変えるよ」 「君のために、彼の性格を変えるよ」 ということも難しい。 その彼以外の仲間も、また人間だ。簡単に変えることなど難しい。 どうすればよいのだろうか? 古い大企業での例を見てみよう。 実際には、こういう悩みはほとんどの大企業で起こっている。 そのうち、特に優秀な人材ほど、「周囲とのギャップ」に悩むようだ。 「自分の成長速度と、周囲の速度が合っていないというギャップ」 しかし、個人のために組織・環境を変えることは難しい。 そんなケースに対応するためではないだろうが、 ほとんど、多くの大企業(大手メーカー、大手商社)では、 常時、会議室が「●●プロジェクト」という名で潰し、 通常業務とは異なるタスクフォースを彼に与えている。 特に若手で優秀な人材は、 選抜メンバーとして特別チームに放り込み、常に多忙にすることで、 あふれ出る彼のアウトプットのはけ口を与えている、かのように見える。 その結果、 彼は上記スパイラルに陥いる「ヒマ」すらないか、 同じように年次や能力的なビヘイビアとは遮断され、 シンプルに「能力」「意識」ベースで、 直属ラインの上司は通さずに選抜された人材と共に働くことで、 新鮮な刺激を感じ、通常業務の環境下でたまってしまった不満を解消する。 同時に、会社(経営)は優秀な人材によるアウトプットを得る。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/12 08:36:57 PM
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