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カテゴリ:基本的確認事項
年末に昔のノートを整理していたら、 懐かしいフセン(メモ書き)が出てきた。 ―――――――――――― 2001/12/19、 僕が27歳の冬。社会人5年目の冬。 当時の上司A氏にいわれたこと・・・ ・君は謙虚すぎるくらいで丁度いい。 ・君はいいセンスを持っている。 また、成長意欲も強く、将来がとても楽しみだ。 けど、でも、来年は、 自分の口をつぐんで、人の意見に耳を傾ける年にしなさい。 ・人には3つのパターンがある (1)指摘されて黙り込む(=聞き流す)タイプ (2)指摘されると反発し、反論し、相手を圧倒するタイプ (3)指摘されて、そのまま受け入れて修正していくタイプ (1)は最低。 (2)も結局、新しいパワーを吸収できない。 どんなに偉くなっても、(3)でいることが大切。 年を重ねてもなお(3)でいられる人は非常に少ない。 今の君は、若くして(1)だ。 (3)になれ。 ・具体的なアドバイスとしては、 (一) 会議では、最初に発言するな。 まず、皆の意見にジックリと耳を傾けなさい。 皆が意見が出なくなってから、意見しなさい。 その方が、君の力は生きる。 (二) 遅刻はするな。 どんなに成果を出したって、 それだけを理由に人は足を引っ張るし、評価を落とす。 (=理由があれば、喜んで落とす) 全く隙がないようにすることが重要。 (三) 常に5年後の自分を形づくるために動け。 5年後の自分から逆算して、今を動け。 5年後にチームマネジャーなのであれば、 今からマネジャーの考え方・見方で物事を見よ。 ―――――――――――― 「俺はやっているから、少しくらいいいんだ」 と思い上がりつつある、 人間は思い上がっちゃうと成長が止まる、 でも思い上がっちゃう自分をコントロールできない。 どうしたらいいんだ・・・ と自分で薄々気づいたし、 そんな自分に自己嫌悪していたし、 そうはいっても、 もっと速く駆け抜けたいよぅぅぅ、 どうしたらいいんだぁぁぁ、 と、毎日もがいていることを、 この人はハッキリ見抜いているんだなあ、と驚いたものだ。 そして、反省して、年を越したものだ。 ―――――――――――― その翌年2002年(28歳の年)の春に、その上司は転籍してしまった。 もしかしたら、 僕への”遺言”、”贈る言葉”のつもりだったのもかもしれない。 でも、僕はその2002年は、 やっぱり自分勝手に、気ままに振舞ってしまった。 焦ってたんだと思う。 焦って、空回りしてたかもしれないなあ。 いや、してたな。確実に。 気ままにしてたのに、 2003年に急に「俺の思う通りにやらせろ」と言っても、 そりゃ無理だったかもな・・・。 もし、2002年に「遅刻ゼロ」だったら、 2003年はどうなっていたろうか・・・。 ―――――――――――― 2003年のことは、どうでもいい。 大切なのは、 3年前とはいえ、師匠から与えられた、 僕への珠玉のこのアドバイスを、今後にどう活用していくか、だ。 ―――――――――――― 驚いたことに、 昨年2004年末に、今の上司にも全く同じ指摘をされてしまった・・・。 つまり、3年たっても、 やーっぱり! 同じように遅刻してるし、 この会社に来て1年半、そろそろ緊張感も解けて、 思い上がりが表面化し始めてしまっているのかもしれない。 「謙虚くらいで丁度いい」 「まずは、相手の話を聞く」 「マネジャーの視点から、物事を見る」 2001年末に、僕に与えられたこの言葉を、再び心に刻んで。 あやまる・謝罪するときはいつもより、頭を下げよう。 感謝するときはいつもより、はっきりとありがとう、と言おう。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/02 05:55:28 PM
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