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社長室 業務日誌

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2005/02/24
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カテゴリ:基本的確認事項

年末に昔のノートを整理していたら、
懐かしいフセン(メモ書き)が出てきた。

――――――――――――

2001/12/19、
僕が27歳の冬。社会人5年目の冬。
当時の上司A氏にいわれたこと・・・

・君は謙虚すぎるくらいで丁度いい。

・君はいいセンスを持っている。
 また、成長意欲も強く、将来がとても楽しみだ。
 けど、でも、来年は、
 自分の口をつぐんで、人の意見に耳を傾ける年にしなさい。

・人には3つのパターンがある
  (1)指摘されて黙り込む(=聞き流す)タイプ
  (2)指摘されると反発し、反論し、相手を圧倒するタイプ
  (3)指摘されて、そのまま受け入れて修正していくタイプ

 (1)は最低。
 (2)も結局、新しいパワーを吸収できない。
 どんなに偉くなっても、(3)でいることが大切。
 年を重ねてもなお(3)でいられる人は非常に少ない。
 今の君は、若くして(1)だ。
 (3)になれ。

・具体的なアドバイスとしては、

 (一)
会議では、最初に発言するな。
まず、皆の意見にジックリと耳を傾けなさい。
皆が意見が出なくなってから、意見しなさい。
その方が、君の力は生きる。

(二)
遅刻はするな。
どんなに成果を出したって、
それだけを理由に人は足を引っ張るし、評価を落とす。
(=理由があれば、喜んで落とす)
全く隙がないようにすることが重要。

(三)
常に5年後の自分を形づくるために動け。
5年後の自分から逆算して、今を動け。
5年後にチームマネジャーなのであれば、
今からマネジャーの考え方・見方で物事を見よ。


――――――――――――


「俺はやっているから、少しくらいいいんだ」
と思い上がりつつある、
人間は思い上がっちゃうと成長が止まる、
でも思い上がっちゃう自分をコントロールできない。


どうしたらいいんだ・・・


と自分で薄々気づいたし、
そんな自分に自己嫌悪していたし、
そうはいっても、
もっと速く駆け抜けたいよぅぅぅ、
どうしたらいいんだぁぁぁ、
と、毎日もがいていることを、
この人はハッキリ見抜いているんだなあ、と驚いたものだ。

そして、反省して、年を越したものだ。


――――――――――――


その翌年2002年(28歳の年)の春に、その上司は転籍してしまった。

もしかしたら、
僕への”遺言”、”贈る言葉”のつもりだったのもかもしれない。

でも、僕はその2002年は、
やっぱり自分勝手に、気ままに振舞ってしまった。

焦ってたんだと思う。

焦って、空回りしてたかもしれないなあ。
いや、してたな。確実に。

気ままにしてたのに、
2003年に急に「俺の思う通りにやらせろ」と言っても、
そりゃ無理だったかもな・・・。

もし、2002年に「遅刻ゼロ」だったら、
2003年はどうなっていたろうか・・・。


――――――――――――


2003年のことは、どうでもいい。

大切なのは、
3年前とはいえ、師匠から与えられた、
僕への珠玉のこのアドバイスを、今後にどう活用していくか、だ。


――――――――――――

驚いたことに、
昨年2004年末に、今の上司にも全く同じ指摘をされてしまった・・・。

つまり、3年たっても、
やーっぱり! 同じように遅刻してるし、
この会社に来て1年半、そろそろ緊張感も解けて、
思い上がりが表面化し始めてしまっているのかもしれない。


「謙虚くらいで丁度いい」
「まずは、相手の話を聞く」
「マネジャーの視点から、物事を見る」


2001年末に、僕に与えられたこの言葉を、再び心に刻んで。

あやまる・謝罪するときはいつもより、頭を下げよう。
感謝するときはいつもより、はっきりとありがとう、と言おう。


以上








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Last updated  2010/02/02 05:55:28 PM
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