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カテゴリ:働く/働かせるということ
先日までの仮説だが、 仲間・部下に働いてもらい、 さらにGJをアウトプットしていただくには。 以下、2段階プロセスに分けると考えやすい、と。 A、とにかく、何でもいいから結果を出させる=行動させる B、その結果を、その人と相談しながら、ある形にまとめあげていく ―――――――――――――――――― で、Aを達成するには、 行動するって自分で決めた! と思わせる。 もしくは、自分の利害/気持イイこと、につながっている、 と思ってもらえるように、すれば、進むんちゃう? と。 ―――――――――――――――――― で、次の自問自答につながる、と。 Q、じゃあ、自分の利害/気持イイこと、につながっている、 と思ってもらうには、どうしたらいいの? ―――――――――――――――――― 昨年の年末、ラジオで、 ユーミンが「恋愛研究所」所長と対談していた。 非常にふざけた名前だが、 恋愛(人の心理状態)を科学的・化学的側面から 調査・研究している、という結構まじめな人らしく、 その対談内容は非常に示唆深いものがあった。 所長の説のサマリーは以下。 ・恋愛している最中には「ドーパミン」という物質が出る。 だから気持いい。 ・で、失恋すると、この「ドーパミン」が急速に消える。 クスリの禁断症状と同じ状態となり、 うつ・不安など、ネガティブな感情に支配されてしまう。 ・人間には「獲物を追う」狩猟本能がある。 なぜ、追うかというと、気持イイからである(=それが本能) ・なぜ、気持イイかというと、 追いかける状態に入ると、 人間の脳は「ドーパミン」を分泌するからである。 ・恋愛や、ギャンブルは、 この「獲物を追う」本能を刺激するのと、同じ効果がある。 ex)狩猟=獲物、恋愛=相手、ギャンブル=勝利・賞品 ・だから、恋愛すると「ドーパミン」が出ちゃう。 ・失恋すると、追いかける獲物がなくなるから、 「ドーパミン」が出なくなる。 ということらしい。 ユーミンも、へぇへぇ と感心していた。 今後の曲づくりの参考にしまふ、とまで言っていた。 ―――――――――――――――――― 上記から、一つの仮説が導ける。 (仮説) ・すっごいよく働く人間は、 仕事中にドーパミンを分泌している。 ―――――――――――――――――― うん、そういわれると、そういう気もする。。。 うちの会社で、深夜まで残っている人の、その背中・・・。 まるで、何かを追っている姿に似ている。 ワーカホリック(仕事中毒)の人って、 多分、職場でのドーパミン分泌と、 その他の生活中における分泌とのバランスを 欠いちゃったってことだろう。 すっごい深夜まで残業している人に対して、 全然知らない他人から見たら、 「遅くまで大変だなあ・・・」と思っちゃうことも、 当の本人は全く気にしてないことが多い。 恐らく、 最初から「ヤルです!ヤルです!」と残業しまくりの人も、 最初は「残業エ~ッ」って思っていて、 ついついハマッちゃった人も、両方いるだろう。 まあ、シンプルに言っちゃうと、 ドーパミンの快感に負けちゃってるんだな。 (意に反して、しちゃってると) ―――――――――――――――――― とりあえず、考えを前に進めてみよう。 Q、じゃあ、自分の利害/気持イイこと、につながっている、 と思ってもらうには、どうしたらいいの? これを、本日の仮説を元にすると、 下記のように言い換えることができる。 Q、じゃあ、自分の利害/気持イイこと、につながっている、 と思ってもらうには、どうしたらいいの? A、ドーパミンを出させればいい。 思わず、出しちゃって(モラシちゃって)、 ついつい快感に負けてしまうサイクルに入らせればいい。 ―――――――――――――――――― そうすると、次の疑問は下記のようになる。 Q、じゃあ、ドーパミンを、 当人の意に反して出させる、にはどうしたらいいの? A、これについては、また明日以降に考えよう。 ―――――――――――――――――― このテーマについては、これで結論が見えてきた気がするなあ。 以上 ―――――――――――――――――― ―――――――――――――――――― ―――――――――――――――――― <参考:用語メモ> ドーパミン : やる気などの意欲に関わる神経伝達物質。 とくに、前頭連合野と、 その近傍に到達するA10神経の神経伝達物質であるところから、 創造性から広く人間性までの 人間精神を直接創出する物質とも考えられている。 食欲、性欲などの欲求によって分泌され、 脳を興奮状態にさせ、快楽を高めるとされる。 修行、苦行中に霊体験をもつとき 盛んに分泌されるともいわれる。 ギャンブル時の快感もドーパミンが支配する。 一般に神経伝達物質はその受容体にキャッチされて その神経を興奮させる(または抑制する)が、 ドーパミンD4受容体の感受性によっては 衝動的、興奮しやすい、無茶をする といった性質になりやすいといわれる。 また新奇性を追究する性格をつくるともいわれている。 ドーパミンD4受容体は波数7の性質をもっている。 ドーパミンD2受容体に異常があると ギャンブル中毒者になりやすいという。 精神分裂病は前頭連合野のA10神経での ドーパミンの過剰活動という説がある。 躁鬱病は前頭連合野での ドーパミン関連分子の活動低下という説もある。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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