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社長室 業務日誌

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2005/02/25
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先日までの仮説だが、
仲間・部下に働いてもらい、
さらにGJをアウトプットしていただくには。
以下、2段階プロセスに分けると考えやすい、と。

   A、とにかく、何でもいいから結果を出させる=行動させる
   B、その結果を、その人と相談しながら、ある形にまとめあげていく

――――――――――――――――――

で、Aを達成するには、
行動するって自分で決めた! と思わせる。
もしくは、自分の利害/気持イイこと、につながっている、
と思ってもらえるように、すれば、進むんちゃう? と。

――――――――――――――――――

で、次の自問自答につながる、と。

Q、じゃあ、自分の利害/気持イイこと、につながっている、
  と思ってもらうには、どうしたらいいの? 

――――――――――――――――――

昨年の年末、ラジオで、
ユーミンが「恋愛研究所」所長と対談していた。

非常にふざけた名前だが、
恋愛(人の心理状態)を科学的・化学的側面から
調査・研究している、という結構まじめな人らしく、
その対談内容は非常に示唆深いものがあった。

所長の説のサマリーは以下。

・恋愛している最中には「ドーパミン」という物質が出る。
 だから気持いい。

・で、失恋すると、この「ドーパミン」が急速に消える。
 クスリの禁断症状と同じ状態となり、
 うつ・不安など、ネガティブな感情に支配されてしまう。

・人間には「獲物を追う」狩猟本能がある。
 なぜ、追うかというと、気持イイからである(=それが本能)
 
・なぜ、気持イイかというと、
 追いかける状態に入ると、
 人間の脳は「ドーパミン」を分泌するからである。

・恋愛や、ギャンブルは、
 この「獲物を追う」本能を刺激するのと、同じ効果がある。
 ex)狩猟=獲物、恋愛=相手、ギャンブル=勝利・賞品

・だから、恋愛すると「ドーパミン」が出ちゃう。

・失恋すると、追いかける獲物がなくなるから、
 「ドーパミン」が出なくなる。

ということらしい。

ユーミンも、へぇへぇ と感心していた。
今後の曲づくりの参考にしまふ、とまで言っていた。

――――――――――――――――――

上記から、一つの仮説が導ける。

(仮説)
・すっごいよく働く人間は、
 仕事中にドーパミンを分泌している。

――――――――――――――――――

うん、そういわれると、そういう気もする。。。

うちの会社で、深夜まで残っている人の、その背中・・・。
まるで、何かを追っている姿に似ている。

ワーカホリック(仕事中毒)の人って、
多分、職場でのドーパミン分泌と、
その他の生活中における分泌とのバランスを
欠いちゃったってことだろう。

すっごい深夜まで残業している人に対して、
全然知らない他人から見たら、
「遅くまで大変だなあ・・・」と思っちゃうことも、
当の本人は全く気にしてないことが多い。

恐らく、
最初から「ヤルです!ヤルです!」と残業しまくりの人も、
最初は「残業エ~ッ」って思っていて、
ついついハマッちゃった人も、両方いるだろう。

まあ、シンプルに言っちゃうと、
ドーパミンの快感に負けちゃってるんだな。
(意に反して、しちゃってると)

――――――――――――――――――

とりあえず、考えを前に進めてみよう。


Q、じゃあ、自分の利害/気持イイこと、につながっている、
  と思ってもらうには、どうしたらいいの? 


これを、本日の仮説を元にすると、
下記のように言い換えることができる。

Q、じゃあ、自分の利害/気持イイこと、につながっている、
  と思ってもらうには、どうしたらいいの? 

A、ドーパミンを出させればいい。
  思わず、出しちゃって(モラシちゃって)、
  ついつい快感に負けてしまうサイクルに入らせればいい。


――――――――――――――――――

そうすると、次の疑問は下記のようになる。

Q、じゃあ、ドーパミンを、
  当人の意に反して出させる、にはどうしたらいいの? 

A、これについては、また明日以降に考えよう。


――――――――――――――――――


このテーマについては、これで結論が見えてきた気がするなあ。
 
以上


――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――

<参考:用語メモ>

ドーパミン : やる気などの意欲に関わる神経伝達物質。

とくに、前頭連合野と、
その近傍に到達するA10神経の神経伝達物質であるところから、
創造性から広く人間性までの
人間精神を直接創出する物質とも考えられている。

食欲、性欲などの欲求によって分泌され、
脳を興奮状態にさせ、快楽を高めるとされる。

修行、苦行中に霊体験をもつとき
盛んに分泌されるともいわれる。

ギャンブル時の快感もドーパミンが支配する。

一般に神経伝達物質はその受容体にキャッチされて
その神経を興奮させる(または抑制する)が、
ドーパミンD4受容体の感受性によっては
衝動的、興奮しやすい、無茶をする
といった性質になりやすいといわれる。

また新奇性を追究する性格をつくるともいわれている。
ドーパミンD4受容体は波数7の性質をもっている。

ドーパミンD2受容体に異常があると
ギャンブル中毒者になりやすいという。

精神分裂病は前頭連合野のA10神経での
ドーパミンの過剰活動という説がある。

躁鬱病は前頭連合野での
ドーパミン関連分子の活動低下という説もある。

以上






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Last updated  2010/02/02 05:56:39 PM
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