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カテゴリ:基本的確認事項
もう一度、確認しておくべきこと。 ――――――――――――――― またまた、面白いメモ書き が見つかった。 「カレンダーお届けリスト」 だ。 1998年12月 (僕24歳、社会人2年目の冬)、年末の話。 ――――――――――――――― 僕は、年末の挨拶に、カレンダーを持って回っていた。 「こんなカレンダー、要らん~!! 飾るわけないやんけ~」 と悪態をつきつつも、 これを配って、得られる何かで、もう顔がニタニタしちゃうのだった。 あることに気づいたからだ。 ――――――――――――――― 僕は、最初、こう考えていた。 僕は2年目で何もできない。 カレンダーとか持っていくくらいしか、 仲間やお客様に対して貢献できない・・・。 そんな自分へのもどかしさを抱いていた。 ――――――――――――――― でも、以下のように気づいた。 こんな、くそカレンダーなのに・・・。 届けた相手は、優しい声をかけてくれるものだ。 そして、翌年のアポが死ぬほどとりやすくなる。 そして、大切な商談をしてくれやすくなる。 カレンダーは飾らないかもしれない。 でも、届けた相手のことは忘れない。 これが、カレンダー配りの本質だ。 相手にとって重要なのはカレンダーじゃなくて、 うまくいえないけど、そういう何かなのだ。 というわけで、 郵送するのでなく、全部届けて回ることにした。 いまどき、 こんなくそカレンダーを持って届ける奴なんていない。 僕くらいだ。 こんな、くそカレンダー だ か ら こ そ、 郵送じゃなくて、 汗かいて、笑顔で届ける方がいいのだ。 ――――――――――――――― 若い、ピチピチで、 パワーに溢れた小僧が届けた、 しょうもないカレンダー。 彼がどんな人間かわからないけど、いろいろと話を聞いてみよう。 って前向きに思わせる、期待感を持たせる、 そんな魔力が、『若さ』には備わっている。 バカなことを言ったとしても、若いから許される。 大失敗をやらかしたとしても、若いから許される。 まあ、ほぼ全員が期待し、許すんだよね。 当時、僕は、自分の武器に気づいていた。 自分の武器を存分に駆使していたし、 その武器は切れ味バツグンだった。 ――――――――――――――― 僕は、今(30歳、社会人8年目の冬)となった。 かつて、 斯業界で最も尊敬している人に、 「この業界で最も優秀な20代です。 僕の後任は、彼に任せて安心です」 と人に紹介されていた。 とても嬉しかった。 でも、その人は、今、 「優秀だと思って、引っ張った んです。 安心して任せてやってください」 と僕を紹介する。 過去形かい~!!!! (ToT) しかも、この前、酔っ払ったとき、 「おまえ、30代になっちゃったから、もうフツーw」 「30代で、おまえより優秀なのはイパーイいるw」 みたいに言っていた。 すっごいショックだった・・・。 ――――――――――――――― 30代の僕。 全ての人に、許され、期待されるということはなくなった。 まだ一部、許す人もいるかもしれないが・・・、 もうそろそろ、許される、ということは完全になくなるだろう。 やって当然、ということになる。 ――――――――――――――― 考え方を切り替える必要がある。 僕は、もう若くないのだ。 だから、相手からは期待感より、 『信頼感』 を勝ち取るべきだ。 僕は、そのための武器を磨いているだろうか。 再確認する必要がある。 もう一度、当該世代で最高、と言わしめる。絶対に。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/02 06:01:33 PM
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