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社長室 業務日誌

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2005/03/05
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カテゴリ:基本的確認事項

もう一度、確認しておくべきこと。


―――――――――――――――

またまた、面白いメモ書き が見つかった。

「カレンダーお届けリスト」

だ。

1998年12月
(僕24歳、社会人2年目の冬)、年末の話。

―――――――――――――――

僕は、年末の挨拶に、カレンダーを持って回っていた。

「こんなカレンダー、要らん~!! 飾るわけないやんけ~」

と悪態をつきつつも、
これを配って、得られる何かで、もう顔がニタニタしちゃうのだった。


あることに気づいたからだ。


―――――――――――――――

僕は、最初、こう考えていた。

僕は2年目で何もできない。
カレンダーとか持っていくくらいしか、
仲間やお客様に対して貢献できない・・・。

そんな自分へのもどかしさを抱いていた。

―――――――――――――――

でも、以下のように気づいた。

こんな、くそカレンダーなのに・・・。
届けた相手は、優しい声をかけてくれるものだ。
そして、翌年のアポが死ぬほどとりやすくなる。
そして、大切な商談をしてくれやすくなる。

カレンダーは飾らないかもしれない。
でも、届けた相手のことは忘れない。

これが、カレンダー配りの本質だ。
相手にとって重要なのはカレンダーじゃなくて、
うまくいえないけど、そういう何かなのだ。

というわけで、
郵送するのでなく、全部届けて回ることにした。

いまどき、
こんなくそカレンダーを持って届ける奴なんていない。
僕くらいだ。

こんな、くそカレンダー

だ か ら こ そ、

郵送じゃなくて、
汗かいて、笑顔で届ける方がいいのだ。

―――――――――――――――

若い、ピチピチで、
パワーに溢れた小僧が届けた、
しょうもないカレンダー。

彼がどんな人間かわからないけど、いろいろと話を聞いてみよう。

って前向きに思わせる、期待感を持たせる、
そんな魔力が、『若さ』には備わっている。

バカなことを言ったとしても、若いから許される。
大失敗をやらかしたとしても、若いから許される。

まあ、ほぼ全員が期待し、許すんだよね。

当時、僕は、自分の武器に気づいていた。
自分の武器を存分に駆使していたし、
その武器は切れ味バツグンだった。

―――――――――――――――

僕は、今(30歳、社会人8年目の冬)となった。

かつて、
斯業界で最も尊敬している人に、

「この業界で最も優秀な20代です。
 僕の後任は、彼に任せて安心です」

と人に紹介されていた。

とても嬉しかった。

でも、その人は、今、

「優秀だと思って、引っ張った んです。
 安心して任せてやってください」

と僕を紹介する。

過去形かい~!!!! (ToT)

しかも、この前、酔っ払ったとき、
「おまえ、30代になっちゃったから、もうフツーw」
「30代で、おまえより優秀なのはイパーイいるw」
みたいに言っていた。

すっごいショックだった・・・。

―――――――――――――――

30代の僕。

全ての人に、許され、期待されるということはなくなった。

まだ一部、許す人もいるかもしれないが・・・、
もうそろそろ、許される、ということは完全になくなるだろう。
やって当然、ということになる。

―――――――――――――――

考え方を切り替える必要がある。

僕は、もう若くないのだ。

だから、相手からは期待感より、
『信頼感』 を勝ち取るべきだ。

僕は、そのための武器を磨いているだろうか。
再確認する必要がある。


もう一度、当該世代で最高、と言わしめる。絶対に。


以上








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Last updated  2010/02/02 06:01:33 PM
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