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社長室 業務日誌

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2005/03/22
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カテゴリ:カテゴリ未分類


「交渉」の現場では、
作戦を練ったり、残り時間を気にしたり、役割分担を検討したり。
スポーツの試合(勝負)での要素と相似するものが多い。

でも、俗に言う「ディベート合戦」とは、全く趣を異にする。

ディベートは、とにかく相手を言いくるめる勝負かもしれない。
しかし、ビジネスにおける交渉は、違う。
言いくるめたって、勝ちじゃない。意味がない。

じゃあ、何が勝ちなのか。

相手を再起不能にするほどやりこめれば、喜ぶべき勝利なのか? 

―――――――――――――

突き詰めて言うと、
結婚・婚約や業務提携の本質は、
全く違う人生を歩んできた2つの人間集団が、
目的を一つにして、がんばる、ということだ。

ホントに、結婚みたい。

最初は、「アレー、思ってたのと違う・・・」みたいな
小さなほころびで一杯だけど、
でも、気づかないフリ、とりあえず我慢・笑顔、みたいな。

で、しばらくすると、言い合いが始まり、
最終的には、血みどろの大ゲンカとなる。。。

「あのとき、あなた、こういってくれてたじゃない・・・涙」
「君の方こそ、こうだと思ってたよ・・・怒」

ぶっちゃけ、うまく進むこと自体が、奇跡的に近い。

それが円滑に進む、進ませる、
ということが最大の関心事であるべきで、
その前工程である条件交渉も、
「後工程がうまく進むためのプロセス」
として位置づけるべきだ。

よって、前工程が、
後工程に悪影響を及ぼすなど、言語道断である。

後工程の方は、
未来永劫にわたって続かせよう、というのに。
たかだか1ヶ月、長くて3ヶ月程度の
前工程など、全くオマケに過ぎない。

だから、
目の前の条件交渉で1円多く取った、
と喜ぶのは全く意味がない。

喜んでいいとしたら、

「1円多く取れた=相手も喜んだ」

という等式が成立するときだけだろう。

しかし、それを喜ぶ相手は、僕はあまり聞いたことがない。

―――――――――――――

「後工程」である
「結婚」を円滑に進めていくために、最も大切なこと。

それは、お互いへの「敬意」だ。

どんなトラブルがあっても。
どんなミスが起こっても。
どんなに、2人の間に亀裂が生じても。

お互いの「敬意」があれば、許しあえる。
お互いの「敬意」があれば、やり直せる。

―――――――――――――

「敬意」とは、どのようにして生まれるか。
「嫌悪感」とは、どのようにして生まれるか。

少なくとも僕達は、
「交渉」という過程は、どちらも生みやすいと考えている。

詳細は、明日以降としよう。

以上






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Last updated  2005/03/25 01:01:46 AM
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