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「敬意」とは、どのようにして生まれるか。 「嫌悪感」とは、どのようにして生まれるか。 少なくとも僕達は、 「交渉」という過程は、どちらも生みやすいと考えている。 ――――――――――――― 交渉とは、何か。 その本質は、お互いに、いろんなケースを想定し、 自分の考え・希望を、真剣にぶつけ合うことだ。 また、その一方で、 相手の考え・希望を満たせるよう、 真剣に知恵を絞るということだ。 限られた時間内で、毎日、毎日、深夜までヒザを突き合わせ。 こんなにも、 相手と自分のことだけを考える時間。そんなにない。 こんなにも、 2人の今後を真剣に話し合う場面は、 この後、二度と来ないといってよい。 だって、後は、同じ船に乗り込むんだもの。 ケンカや、言い争いをしてる場合じゃない。 2人で漕がなきゃ。 交渉とは、 「後でケンカしなくていいように、詰めておくもの」 「後が、うまくいくように、詰めておくもの」 そういうものだと位置づけるのが正しい。 ――――――――――――― 2人の共同生活が始まる。 一人だけが幸せになったり、得をしたり、 そうなってしまっては、続かない。 だからこそ、注意深く、相手を思い、真剣に考える。 自分だけでなく、どうしたら、2人がうまくいくのか、を。 交渉は、ケンカではない。 また、ディベート合戦でもない。 その場における、勝ち負けを、求めないという意味で。 その類のものとは、全く別次元にあると考えた方がいい。 ――――――――――――― でも、こんな風に、交渉という物事を捉えたり、 相手のことを真剣に考える人は、少ないらしい。 みんな、自分のことばかり考えて、交渉に臨んでくるようだ。 その結果、多くの結婚が破談になっている。 ――――――――――――― そういうケースでは、 事前交渉において、 お互いの「敬意」が生まれなかったのだと思う。 きっと、自分のことばかり主張したのだろう。 その結果、 「こいつ、自分のことばっかり、言いやがって・・・」 という思いが、どこかに残ったはずだ。 そういうケースでは、 片方だけじゃなくて、大抵、両方とも「こいつ・・・」 と思っている。 でも、必ず一方が強いから、押さえつけて合意になる。 一応、笑顔で握手・・・。 ――――――――――――― この、小さなわだかまりが、後に膨らんでいく。 「嫌悪感」は、膨らみやすい。 物事がうまくいかないとき。 人は、誰かのせいにすることで、一瞬の清涼感を得る。 麻薬だね。 大抵、目の前の相手のせいにする。 一番、近い存在に矛先を向ける。 本当は、一番、助け合わないといけないのに。 ――――――――――――― 交渉を通じて、本当に僕達が得るべきもの、とは何か。。。 「嫌悪感」を生まないようにし、 「敬意」を生むようにする ということだろう。 いろいろな条件交渉、 つまり、「交渉結果・条件結果」の取得は、 それは結果ではなく、 もしかしたら、ただの手段に過ぎないのかもしれない。 実は、それが本質であり、達成すべき目的なのかもしれない。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/25 01:48:23 AM
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