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社長室 業務日誌

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2005/05/13
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改めて、「人は、なぜ、今、ここで、買うのか」を見直してみる。

もっと、「人」を、
生臭い、泥臭い、くさいくさい「人」を知る必要がある。僕達は。

ネットだなんて、言うの、もうやめよう。

――――――――――――――――

(例1)
何を買うか、どのメーカーの、なんていう機種を買うか、決めてるとき。
かつ、お金もある。もはや、誰も彼を止められない、そんなとき。

(その人の行動)
もう、お店に行っちゃう。一番、安かったり、得な店・時期・買い方を探す。
たまに街に出たとき、意識/無意識にでも、情報収集している。

(突き刺さる情報)
「安い!」、「今が得!!」、「のこり3個!!」とかのキャッチコピー。
背中を押す系・・・? 

(媒体がとるべき行動・編成方針)
狙い撃つのもいいけど、とにかく撒き散らして、当たったらめっけもん系。
もう、背中を押しまくるキーワードをガンガン書き殴る、みたいな。

(効果的な媒体=手段)
メール爆弾、圧倒的なマス広告など。

(モバイルで捉えられるか?)
スパムは超・うざいでしょう。PCのそれよりも。
じゃあ、なんなんだろう・・・。

TVでビックカメラの宣伝、よくやってて、今すぐ来い!とかやってるけど、
家でTV見てるのなら、いけるわけないじゃん、って思う。

だから、一番向いているのは、PC(&EC勧誘)なんだと思う、今日この頃。

――――――――――――――――

(例2)
お金もあって、いつでも買えるけど、どれにしたらいいか、まだ決めてないとき。


(その人の行動)
まだ、お店に行かないんじゃない? でも、行く人もいるかな・・・。
ただ、それは、情報収集のために行ってる。
その他としては、普通、もっぱら、雑誌、本でしょ。情報収集するための。
ネット上では、メーカーのページや、
中立的コメントの、くちこみレビューを見たりするのではないか。
★もしかしたら、この時の情報収集が最も面白いのかも。

(突き刺さる情報)
「使ってみてヨカッタ~」とかの体験談。
みんなは買ってるのか、という周囲の状況は気になるだろうな。
ま、とにかく、おもしろいコンテンツであること、が大前提かな。
あと、多面的に分析していること、というのもポイントか。
あと、有名人(その道のカリスマ)が言うと、適当なことでも心に染みるから、
「何を」じゃなくて、「誰に」言わせるか、もポイントかも。

でも、それを見たら、今、買う気になるのかな。
ぶっちゃけ、今、買ってくれないのなら、
いくら一生懸命説明したって、無駄だよね。
(と、ビックカメラの店員は、説明しながら思っているに違いない)

それと同じように、いいコンテンツを準備したって、
買わないなら、意味ないじゃーん。

(媒体がとるべき行動・編成方針)
上記、ビックカメラの店員が思ってしまうように、本当に無駄か? 
いやいや、無駄にならないようにすればいい。
だから彼は、
「じゃあ、決めたら、ここで絶対買ってね! おまけしたげるから!」
とか言うだろう。
それと同じように(例1)と同様な、背中押し系の、
今、オマケあり、値引き、とかのマジックワードを投げかけるんだろうな。

そうだよ、わざわざ説明を聞く、来店した、ってことは、
マジ欲しい、買う、に近づいているから着てるんだから、
これは絶対に逃しちゃだめだ。

ECサイトでいえば、そういうような客には、特別に、
スペシャルなメールを送ってあげても、十分に効果があるに違いない、と思う。

(効果的な媒体=手段)
プッシュじゃなくて、プルだよね。
面白いコンテンツをつくって、視聴してもらうのを待つ身・・・。
辛いな。最悪、コストだけ増えるって恐れも。
かけたコストは、必ず実を結ばせなければ。
そうすると、「刈り取り施策」とのセットが肝心である。

(モバイルで捉えられるか?)
検索するより、一問一答とか、Q&A型って、結構アリかも。
だって、A(答える)ついでに、
「今、僕から買うと、こんだけオマケするよ」って言われたりしたら、
買っちゃうんじゃないかしら。

――――――――――――――――

(例3)
欲しいなあ、あれがあれば困りごとが解決/所有欲が満たされるなあ、
と思っているとき。(=あこがれレベル?)

(その人の行動)
このとき、人は何の情報も、能動的に求めてはいない。
ただ、なんとなく、情報媒体に接しているだけだ。
でも、今すぐほすぃ~なんて、これっぽっちも思わない。
「いいなあ」「ほしいなあ」
「今、自分は、興味あること/欲しいものに関して、見てる」
とか、いうこと自体で、なんとなく満足しちゃってる面もあるんでしょう。

でも、もし衝動買いが引き起こせるとしたら、なんだろうか。
いや、衝動買いって、やっぱ、前から欲しかったに違いないんだよね。きっと。
だから、そういうケースは(例2)に当てはまるから、無視。

(突き刺さる情報)
求めていないから、突き刺さらない。
いや、もしかしたら「イメージ広告」とかかも。
ブランド広告とか、「いつかほすぃ~」って昂らせる効果、あるもんね。
無意識に形成している。まちがいない。
(え~、広告が突き刺さる情報だなんて・・・でも、そうかも・・・)

(媒体がとるべき行動・編成方針)
とにかく、おもしろいコンテンツをつくること、、、かな。
多面的に分析していること、というのもポイントか。
あと、有名人(その道のカリスマ)が言うと、
適当なことでも心に染みるから、
「何を」じゃなくて、「誰に」言わせるか、もポイントかも。

ていうか、そもそも、こんな(例3)のような状態の消費者、
いくら捕まえたって、意味ないんちゃう? 
いや、もし、(例3)の状態から、どんどん(例2)とかに育っていく、
すぐじゃないけど、育っていくのだとしたら・・・。
いやいや、育たないにしても、その人が下記サービスを利用するならば、
その人は、必ず、近い将来(例2)に育つはずだ。
それは”ウィッシュリスト”。
”あなたの欲しいものカゴ”とかつくって、
ポンポン入れさせて置いたりすると、どうなるだろう。
次にきたとき、「そうだわ、あたし、これが欲しかったのだわ」
とかいって、買っちゃわないかなあ。
「あなたが入れた中から、抽選でプレゼント!」
とかやったら、欲しくないものまで入れちゃうかな・・・。

(効果的な媒体=手段)
「あー、ほしーわー」なんて、ゆっくりと感じるはずだろうから、
(=買えないけど、見て満足・・・というのもある)
TVみたいに一過性のコンテンツ表現手段は向いてないはずだ。

上記消去法的にいくと、雑誌かなと思う。
それだと、後でもう一回とか、何回も見れるし。

それに雑誌だと有料だから、本当に興味ある人しか見ないもんね。
ただ、残念なことに、誰が、いつ見たか、とかきちんと把握できないんだなあ。。。
ゆえに、イメージ広告(ブランド広告)くらいでしか、埋められないんだろな。
その手の雑誌、というかコンテンツ。

(モバイルで捉えられるか?)
どうだろうか。これもPC向きなような気がする。
理由は、雑誌だと、イメージ広告しかとれないし、
そもそも、その場で流通を引き起こさなくったっていい。
しかし、我々はそれをやらなければならない。
いくらキレイなコンテンツをつくったって、無意味なのだ。
(もし、イメージ広告ビジネスをしたいのなら別だが)
その場で流通が起こったか、否かをチェックする手段。
それがデジタル=PCなのだ。

で、モバイルが向いてるか。向いてない。だって小さいし。
雑誌・TVでイメージ広告を見て、
モバイルやPCで背中押されて、買うんじゃないかね。多分。

以上






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Last updated  2005/05/14 02:22:21 AM
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