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社長室 業務日誌

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2005/06/08
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カテゴリ:カテゴリ未分類

誰かを失った傷みを乗り越えていくには、どうすればいいだろうか? 
乗り越えさせていくには、どうすればいいだろうか? 

―――――――

ほんと、ガックリきたとき。

よく、時間が解決するさ・・・っていう。
そっとしておいてやるしかない、っていう。
気晴らしにどこか誘ってみる、ということもあるだろう。

しかし、もしかしたら、本当に必要なのは「理由」かもしれない。

乗り越えよう、立ち向かおう、仲間がいるじゃないか、
と、自らの力で、再び、活動し始めるに値する「理由」。

恐らく、時が解決する、の本質は、
その「理由」を見出すための、その期間を指しているのかもしれない。

―――――――

こんなヘコむ時期に、
こんなにも多忙な葬儀という、複合的なイベントを盛大に行い、
多くの人を招くのは、なぜだろうか。

悲しんでる間もないよ。。。

でも、「素晴らしい葬儀にする」べく、勝手に体が動いてしまう、
そんな本能のようなものが、
人間、という動物の中にインプットされているのかな。

葬式って、とても、団結する。
残された者、本人達も、その周囲も。皆。

偉いのも、お金持ちも、そうじゃない人も、率先してテーブルを運んでいた。

だって、おばあちゃんの前だもん。
全員が息子であり、娘であり、孫であり、親戚でしかないんだもん。

―――――――

そして・・・、
葬儀、その多忙さに傾倒することで、
残された者達は一瞬、全てを忘れることができていた。
悲しみも、怒りも、何もかも。

もしかしたら、一種の、強制的な「理由」づくりなのかもしれない。

メンタル面で、とてもとても脆く、弱い人間という動物を、
強制避難的に守るために編み出された、一種の知恵なのかもしれない。

以上







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Last updated  2005/06/23 03:23:00 AM
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