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社長室 業務日誌

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2005/06/09
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カテゴリ:カテゴリ未分類

人って、いつか必ず死ぬじゃん。

そんなこと、わかってる。

おばあちゃんは、晩年だったから、覚悟もしていた。

でも、わかってるんだけど、
どうして、いざそうなると、こうも悲しんだり、へっこんだりするのかな。

―――――――

ひとつは、もう、一生、絶対に会えないんだ、って思うこと、
が理由じゃないかな、って思う。

けどね、僕はね、正直、一年に一回しか会ってないし、
晩年はね、おばあちゃん、半分ボケちゃってて、会話になってなかったよ。

―――――――

嘆き・悲しみ・不安、
その感情の原因の、本質を一つだけ挙げるとしたら、
「おばあちゃん、という存在そのもの、が消えてしまうこと」
なんだろうと思う。

―――――――

おばあちゃん、ってなんだろうか。

絶対的に、心配してくれたり、
絶対的に、100%、何があっても、僕の味方になってくれたり、
多分、刑務所に入っても、おばあちゃんだけはくるよ。
僕の言い分がよくわかんなくても、絶対的に100%、味方になってくれる。
絶対的な利益相反のない人。
僕の味方にに立つことが、全部の利益喪失になるとしても、
絶対に味方になってくれる。
そんな人。です。でした。

お母さんがいなくなって、
今日、おばあちゃんがいなくなって、
僕達を包んでくれる人が、また一人いなくなっちゃった。

―――――――

別に、もう立派に一人だちしてるからさ、
別に、不安じゃないじゃん。

仮にクビになっても、絶対、もう一回、社会に出てくるし。
仮に刑務所に入っても、絶対、出てくるし。
誰かに甘えて、何とかしてもらおう、って、
これっぽっちも思ってないんだよね。

誰かに裏切られても、それはあり得るかもしれない、って、
心のどこかで覚悟してるし。

晩年のおばあちゃん、って、
多分、僕のことを庇護できる能力ゼロだったよ。

でも、ああ、もういないんだな。。。
もう、これで、完璧に、完全に、一人だっ!!!! 
っていう、その喪失感。
その孤立感。

もう、絶対的な存在は、この世にいない。
(あと一人、お父さんがいるけど、男親ってチョット違う・・・)

これが、多分、キツさの根源じゃないかな、って思う。

以上







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Last updated  2005/06/23 03:24:42 AM
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