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社長室 業務日誌

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2005/06/11
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カテゴリ:カテゴリ未分類

碧くん、君のおかげで、
僕は、本当に楽しいお葬式の数日を過ごすことができました。

僕は、無邪気な君の遊び相手を通じて、
君のヤンチャを、僕的には全部OKにできる、
すごい力に圧倒されていました。

僕、子供嫌いだったはずなんだけどな・・・。

―――――――

僕は、君をかわいがっていて、
それを通じて、僕自身が赤ん坊だったとき、
おばあちゃんも、同じ気持で、優しさ、慈しみ、赦しの心で、
何をやってもOKと、
僕のことを包んでいてくれていたのかもしれない、と、
デジャヴ現象(?)のように思い出していました。

―――――――

僕は、もう大人になってしまった。
だから、子供のとき、おばあちゃんに包まれていたような、
あんな満たされ方は、もうこの先、ないと思うんだよ。

いくらカネを積んでも、それはないと思うんだ。

カネじゃなくて、愛でも、
99.99999999%の信頼は築けるかもしれないけど、
やっぱ他人だから、100%はないでしょ、と思ってる。
そんな風にどこかで覚悟してないと、立ち直れない気がするの。

そんなの当然で、しょうがなくて、わかっちゃいるんだけど、
ああ、そうなんだなあ、
もう、お母さんも、おばあちゃんも、いないんだあ・・・って、
心のどこかで、思っていたんだよね。

恐いとか、イヤだとか、そういうんじゃなくて、
ああ、そうなんだ。。。というシミジミ感。

―――――――

でも、碧くん、君と遊んでいてね、思ったんだけどね、
包む側になるのも、結構いいな、
もしかしたら、あの頃よりも大きい満たされ方をするかもしれない、
包んでくれる人、ゼロでもやってけるかもしれない、
って思ってるんだ。今。

もしかしたらね、
碧くんは身内とはいっても、やっぱ他人だからさ、
僕やおっちゃん達が遊んであげたことも、
全部許してあげることも、
そんなのスッカリ忘れてしまって、
うぜぇなぁクソじじいって叫ぶ日がくるかもしれない、
とも思うんだけど、なんか、それでもOKな気がしてるんだ。
すっごく不思議なんだけど。。。

だから、
おばあちゃんがいなくなっちゃったとしても、
自分を包む人がゼロになっちゃったとしても、
恐くないかもしれないな、って、完璧に処理し、理解し、
100%、その事実を受け入れて、
処理することができなくもないかもな、って感じがしてるんだよ。

―――――――

うまくいえないけどさ。
完璧に整理がついた、というか。

ずーっと前に、お母さんがいなくなっちゃったときに、
いろんな人がいなくなっていったときに、
僕は、整理をつけたようで、実はつけれてなかった。

でも、君のおかげで、ついたよ。

今までのも合わせて、
全部、いっぺんについちゃった気がするよ。

ありがと。

以上






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Last updated  2005/06/23 03:30:29 AM
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