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社長室 業務日誌

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2005/06/12
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カテゴリ:カテゴリ未分類


僕は、もう、おばあちゃんに、恩返しをすることはできない。

その後悔の気持が、それも、葬式で流した涙の理由かもしれない。

―――――――

でも、元々、恩返しなんて、することは、
そもそも無理だったのかもしれないね。

なぜなら、向こうが恩返しを期待していなかったから。

「恩返し」を通じた満足は生み出せ得なかった、のかもしれない。

―――――――

なぜそう思うかというとね、
これも碧くんを見ていて思ったことなんだけどね、
不思議なことに、僕ね、君から、恩返しを全く期待してないんだよ。
現在も、将来にわたっても。

ただ、単純に、君を喜ばせると楽しいの。
君が笑っても、泣き喚いても、怒ってモノを投げても、
シンプルに楽しいんだよ。心が充足しているの。

もし、仮に、君が僕のことを大嫌いになっても、
完全に興味がなくなって、無視したとしても、
一回も会いに来なくなったとしても、
僕、多分、OKです。

なぜならば、だって、
それも、元気にしてるって裏返しだからかな。

君が、元気に、生きてる。らしい。
ということだけで、多分、僕、OKだなって、思うんだよね。
不思議なんだけど。

偉くならなくても、
不良になっても、人に迷惑かけても、
仮に、こっちに借金ひっかぶせてきたとしても、
もしかしたら、それでもOKかもしれない。

そうだね、一つだけ期待するとしたら。
生きてて欲しい、ってくらいかしら。

―――――――

おばあちゃんも、きっと、僕に、そう思っていたと思う。

何にも恩返し要らない。

ただ、元気にいて欲しい。と。

なんか、そんな感じだった気がする。

―――――――

もし、そうだとするならば。

僕は、ただ、シンプルに、生きていれば、
おばあちゃん的にはOK、ということになる。

僕は、
おばあちゃんに、十分に恩返しできなかった、
という後悔をせずとも、
ただ、自分の人生を生きればよい、
ということになる。

以上






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Last updated  2005/06/23 03:32:20 AM
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