社長室　業務日誌

僕の仲間。

責任感が強い。
でも、自分には若干の物足りなさを感じている。
でも、自分でリーダーシップをとろうとしない（できない）。
だから、上司や相手に依存ていうか、
ディレクションして欲しい、と思っている。
かつて、部署を任せると言われたら、逃げた。
（理想の上司になれるパスを放棄した）
でも、今の上司の不満はガンガン出る。
過去の上司の褒め言葉はよく出る。

それはわかっていた。

面倒を押し付けられている、と思ってるから、
パフォーマンスが悪い。荒れる。
責任感が強いから、その無責任さが許せないんだろうなって、
かといって、自分の理想形も明確じゃない。

それも、わかっていた。

「達成感がないのよ・・・（タメイキ）」

そんな悩みも知っていた。

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この人は、
Ｓちゃんや、僕みたいに明確な目標・夢があるわけではない。
だから、マインドセットが確立してない。
生真面目、という部分だけにパフォーマンスが依拠してる。

つまり、無理してる。神経をすり減らす。
結果、セルフコントロールが安定してない。
時々ボロボロになる。切れる。

例えば、どんなにイヤな仕事でも、
「自分にはこう役立つ、オイシイ！」と処理して、
全てに前向きに取り組むことができない。
極端な話、今日、暑いからイヤ！　みたいな感じ。

でも、はまったときは、完璧にやりこなす。

外人選手みたいやなあ。

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人に、目標・夢なんて、持たせるのは簡単じゃない。

じゃあ、どうしたらいいのかしら？　

（仮説）
この人は、個別個別
「このタネは、自分でまいたタネだ」
「この仕事は、自分がスケジュール立てて、やってる」
　（やらせれてない）
とか、
「人にキチンと役立ってる＝感謝されてる」
と自覚できることが、毎日の喜びであり、
そう思える日、そう思える状態であれば、
ウキウキして会社にやってくる。

（To Do）
じゃ、そう思わせればいい。

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今回は、
最初から完全に任せてみた。
あなたナシでは、恐らく、クロージングできないだろう、
と強調してみた。
最初から、自分で組み立てさせた。
一緒に結果を待ち、一緒に結果に対峙し、アクションをとってみた。
ケーキを買ってきて、一緒に食べてみた。
終わるまで、待って、一緒に帰ってみた。
一緒にとまどってみてから、断固として判断してみた。
いつもの通り、パニクっても、あなたの仕事。と言ってみた。
いつもは、それで孤立感を感じて荒れるので、
「後で帰ってくる。それまでは自分で解決してみて」
と言ってみた。
一緒に喜んでみた。

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（結果）
いやー、すーんげー、よく働いた・・・。

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（Next To Do）
もうすぐ、新しい人が入ってくる。
彼は、経験者だが、うちのことは何も知らない。

だから、できれば、彼女に、彼をディレクションさせ、
案件やっちゃってもらいたい。

つまり、能動的に、自発的に、彼をサポートしてもらいたい。

つまり、能動的なフォロワーシップを、自発的にとらせたい。
そして、彼が仕事を覚えていったら、彼に物事を進めさせたい。
いいコンビになってもらいたい。

どうしたら、できるかな・・・。
これができないと、僕は、安心してＮＹに旅立てない。

そのために必要なのは、全力投球が求められるほど切迫した案件である。
よし、急いで、つくるか。

以上