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社長室 業務日誌

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2005/07/05
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カテゴリ:カテゴリ未分類

(疑問)
どうして、高成長を続けないといけないのかなあ? 
もう疲れてきたよぅぅぅ。

―――――――――――――――――

仲間達の多くが持つであろう、この疑問に対し、
スパッと回答し、心の底から共鳴してもらう、ストーリーを作ること。

これがKK室の大きなミッションかもしれない、と思う。

共鳴を勝ち得るのは、ぶっちゃけCEOの仕事だ。
しかし、それをサポートするのは僕達の仕事かもしれない、と。

―――――――――――――――――

(回答)
回答になるかわからないけど・・・、
僕達にしか、できないからだと思うよ。

何に、っていうと、世界一。

世界一って、バカじゃないか、と思う人も多いだろう。
しかし、世界一を狙える唯一の日本企業だ、というのは本当なのである。

―――――――――――――――――

僕達の会社は、現在、
前2004/12期の理論上の税引利益約90億円に対し、
PER90~120倍にて評価されています。
(時価総額が、9000億円~1兆円)

今2005/12期の予想利益ベースでは、同値は150~180億円です。
よって、今年の成長率は約2.0~2.2倍(利益成長率+60%~+100%)、
PER50~70倍という評価となります。

―――――――――――――――――

PEGレシオという指標があります。(=Price to Earnings Growth)
これは、PERと中期成長率の相関から株価の割高・割安をはかる指標です。
特に、高成長企業の株価をはかる際に用いることが多いです。

PER÷中期利益成長率という式で求めます。
中期成長率とは、3~5年平均で算出します。
たとえば、PER60倍、中期成長率が年率30%ならば、
PEGレシオは2倍となります。

成長株の割安さを図るために使われることが多く、
通常は1~2倍程度のことが多く、2倍を超えると割高と見られることが多い。
一方、1倍以下だと割安と見られることが多い。

―――――――――――――――――

例えば、ヤフーは中期成長率20~30%で、PERが100倍。
よって、PEGレシオは3~5倍。
世界的に見ると、少々高い、と言わざるを得ない。

ビッダーズ(DeNA)は中期成長率40~50%で、PERが400倍。
よって、PEGレシオは8~10倍。
世界的に見ると、異常に高い、と言わざるを得ない。

その証左として、米eBayとかだと中期成長率は15~20%で、PERが33倍。
よって、PEGレシオは、なんと1.5~2.2倍。
世界的に見ると、これが妥当である、といった所か。

―――――――――――――――――

日本の株式市場は、世界市場に比して、高値がつく傾向にあります。
理由の一つは、おカネがあまっている割に、企業の数が少ないから。
ちょっとよく見えると、ワーッと皆が買いに集まり、
ついつい高値がついてしまう、というパターンです。

でも、世界の一流の投資家からみると、
本当は、ビッダーズなんかでいうと、
中期成長率 年率200%を期待していることになります。

でも、ビッダーズは年率40~50%なんだよな・・・。

多分、本物の投資家は、
ビッダーズだったら、現在の株価の1/4でしか買わないでしょう。
ヤフーだったら、現在の株価の1/2、といったところか。

―――――――――――――――――

僕達の場合は、どうか。

今の所、2010年に営業利益1,000億円!!
      (今から5年後)      (今の約4~5倍)
と投資家にアピールしてますが、
その場合のペースは、中期成長率35~40%に該当します。
(2005/12期の予想利益の丁度4~5倍くらいとすると、
 これを年率換算すると、35~40%となる。
 計算方法としては、1.35の5乗=4.5倍)

前述した通り、僕達は、投資家にPER50~70倍で評価されています。

マジで、2010年に営業利益1,000億円ペースで成長する場合、
PEGレシオでは、1.5~2.0倍にしか過ぎない。
つまり、世界的に見て、妥当か、少し割安な株価だ、と言えます。
(eBayと同等ってとこかしら)

―――――――――――――――――

ビッダーズなんかと比べたら、
もうちょっと上がったっていいのになあ、って思うけど・・・。

いやいや、もう、そういう考え方をしちゃうと、
もう世界の投資家は相手にしてくれない。

世界一を目指す会社は、世界中に通用する指標と勝負しないといけない。
世界の一流の投資家に通用する指標と、勝負しないといけない。

隣の会社なんて、どうでもいいんだ。

見るべきなのは、隣じゃなくて、世界なのら。

理由は、世界一を目指すためには、
世界中の人々からおカネと信用を集めないといかんからです。

日本人だけからおカネを集めるのでいいのであれば、もう頑張らなくていい。
日本一で満足なのならば、もう頑張る必要はない。

しかし、世界一を目指すには、世界中の投資家を惹きつける必要がある。

だから、世界に僕達を認めさせるためには、
5年後に営業利益1,000億円、というのは、絶対に達成したい。
それが、世界基準だから。

すなわち、世界中の一流の投資家を相手にできる、
ギリギリの水準に立っているのだよ、僕達は、という状況。

さっきも言ったように、そんな日本企業、なかなか他にないんだよね。

―――――――――――――――――

もし、仮に1年前倒しにできるシナリオが描けたら、
中期成長率は50~60%にアップする。
つまり、僕達の評価(=株価)は1.5~2.0倍にアップする。

つまり、時価総額では5,000億~1兆円くらいの創出につながる。
つまり、投資家達に、その分の利益をもたらしたことになる。

もし、そんなシナリオが描けるのなら、
投資家たちは、そのうち10%くらいは好きに使ってもよい、
と言ってくれるでしょう。

それも世界中の投資家が、そう言ってくれる。

つまり、5,000億~1兆円の10%分、
つまり、500~1,000億円を増資して、使ってもいいから、
お前ら、勝負に行けよ。と応援してくれることになる。

僕個人の意見としては、
1年前倒しで1,000億円を達成する現実的なシナリオ(戦略)を発見し、
投資家に説明し、信用してもらって、株価を上げてもらって、
つまり、世界の一流の投資家を味方につけた上で、
大勝負に出れたら、すごくカッコいいなあ、と思う。

こんなことを真剣に考えられる日本企業は、
つまり、世界の一流の投資家を相手にできる日本企業は、
僕達をおいて、他に、ない。

世界を照準に、狙える日本企業は、僕達以外にない、と。

―――――――――――――――――

もし、もう、そういうビッグストーリーが狙えないなら、
この会社で働く意味は、あんまし、ないと思う。

だったら、ビッダーズでも、チッダーズでも、なんでもいいや、みたいな。
(ビッダーズの皆さん、ゴメンなさい)

もう、どこで働いたって一緒だよ、みたいな。
世界一になれないなら、もう、遊んで暮らしたい。って感じ。

でも、世界一を目指せるなら、この会社で働きたい。って感じ。

以上






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Last updated  2005/07/06 05:54:46 AM
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