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社長室 業務日誌

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2005/07/07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

「こんなに家、近いのに、なぜ帰らないの?」
「どうして、寝ないの?」
と聞かれることが多い。

帰宅しない=その場から動きたくない、
その理由は、思考が途切れて、やる気失せて、
次にモワモワってくるのがいつかわかんないから。

寝ない理由は、寝る=脳みそ停止、
次に脳みそがブンブン動くのがいつかわかんないから。

ただでさえ、年とってきて、集中力が弱くなり始めているのに、
集中が途切れちゃう要因を自ら招き入れるのがいやなのだ。

だから、集中を阻害する奴には、相当強く噛み付いちゃう。

――――――――――――――

僕、今、何人かの人の子分みたいなもんなのだが、
恐らく、そのかわいがられている理由って、
素直なこと、と、集中力の2点だろう。

いや、少し表現が違うな。
素直は事象、集中力は要因だから、並列はおかしいな。

えーっと、だから、集中力を用いて生み出してる事象
=瞬時に調査・分析・仮説・報告・行動
=スピードならびに、大まかな正確性 ってことだろう。
陳腐な表現だが。

――――――――――――――

だんだん、年をとると、集中力が失せてくる。

集中力を必要とする、下記一連の作業。
自分達の知らないこと・相手・現象・予測に対して、
手足を使って情報収集し、現状を捉え、
(=インプットする)
脳みその中で分析し、何個も仮説を立て、検証し、
それら一連の思考過程を親分に1分で説明し、理解させ、判断させる、
(=アウトプットする)
上記一連の作業が苦痛になってくる。
苦痛というか、その能力が低下する。

あと、年をとって偉くなると、勉強する時間もないし。
そもそも集中する時間がない。

だから、まあ簡単に言うと、
そういうことができる若いのにやらせると、
本当は、1人×20時間くらいかかるアウトプットを、
1分で説明・報告を聞く(=説明者の思考プロセスを追認する)
ということができる。
20時間が1分に短縮できちゃった。遊びに行けるじゃん。

で、仮説に基づいて実行させてみる。
本当は、それには1人×4時間くらいかかる。
また、結果を報告させて、1分で済ませて、また遊びに行く。

若いのを周りに置いておく、ということは、
つまり、脳みそを買っているのではなく、時間を買っている。といえる。

――――――――――――――

でも、僕、もう31歳だ。僕ももう若くないと。

年とったなあ、って思う。
理由は、集中力に衰えを感じるからだ。
徹夜も、その翌日に支障をきたすようになった。

いつまでも、いつまでも「子分」という役割を演じることはあり得ない。
嫁と子分はピチピチした方がよい、ということわざもある(ない)。

ま、最初からわかってたことだ。

――――――――――――――

親分は、ずっと親分じゃん。年をとっても、どんどん親分になっていく。
でも、子分って、年をとって、どんどん子分になっていく、てあり得ないじゃん。

あ、偉い子分になるっていうのは、あるかもな。
子分の子分をつくるってことか。

親分は、子分を変えればいいという考え方もある。
でも、子分が、親分を変えるっていう考え方はあり得ない。

あ、あるな。
隣に住んでる親分の元にいけばいいんだ。
でも、「武士は二君に仕えず」というしな。

あとは・・・、独立するって選択肢なんだろうな。
自分で事業を興します、とか、
友人と会社をつくります、とか。

――――――――――――――

確かに、僕の人生は、僕のものだ。誰にも邪魔はできない。
集中の邪魔をする、どこの騒ぎじゃない。

でも、誰かが怒ったり、泣いたりしちゃうのは、できる限り避けたい。
それはもうやだな。。。
避けようと努力をしても、それでも、多くの人が怒ったり、泣く。
親、家族、お世話になった人、前の会社の仲間。

しかし、しかし、僕は、だんだんと集中力が衰えてくる。
だから、子分や仲間、周囲の人、そして親分。
培った人脈に、これまで以上に助けてもらわないといけないはずだ。
そうでなければ、「集中力の落ちた、仲間のいないオジサン」にしか過ぎない。

――――――――――――――

今の親分が喜ばない選択肢って、なかなか選びづらいと思う。
だって、はっきりいって、絶交になると思うもん。
前のときだって、そうだったし。

でも、親分の期待が「お前は永遠の子分♪」だとして、
一方で、僕も親分になりたいんですぅぅ! ってなったら・・・、
苦しいとこだなあ・・・。

――――――――――――――

仕事で友情や人間関係を一義優先するのっておかしいよな。
だって仕事だもん。

最近になって、前の会社の仲間と仕事をする機会が増えてきた。

深い人間関係がない段階では、
人間・人柄という要因と付き合っているのではなく、
僕が生み出す事象=経済合理性と仕事をしている。
僕達が生み出す「経済」への期待があるから、組んでくれる。
僕自身じゃなくて。

しかし、前の会社の親分と仕事したり、酒を飲むのは、
まだないし、もうしばらくないだろう。
経済合理性のためには、
彼は、今の僕の親分と酒を飲めばいいわけで、僕と飲む理由は一つもない。
人間的に信用していた相手に、裏切られた記憶、
そんな簡単に乗り越えてこないと思うんだよね。

壊れた人間関係は、元に戻らない、と考えたほうがいいだろう。

――――――――――――――

一旦、絶交状態になるのを覚悟し、一生、絶交になる可能性だってある、
と腹をくくることが必要だ。非常に苦しい選択肢かもしれないが。

僕は、前のときは、
「あなたと縁が切れても、やりたい」と思ったし、伝えた。
就職(上京)のときと、お別れのとき、転職のとき。

だからこそ、それほどまでして、やりたいことなのか? 
というのを全ての基準において、よいと思う。

以上






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Last updated  2005/07/10 12:36:52 PM
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