全て
| カテゴリ未分類
| 我々はどこからきて、どこへ向かうのか
| 基本的確認事項
| 僕達のミッション
| ○歳の○だから
| 誇りと驕り
| すばらしい会社とは
| 働く/働かせるということ
| 幸せになるために
| 情報サービス事業者として
| 金融サービス事業者として
| 事業計画とは何か
| 流通(EC)事業者として
| たまには普通の日記
| 超・基本的確認事項
| お葬式
| 僕の業務
| 資本家と労働者
| 勝つということ
| 金融技術メモ
| 格言
カテゴリ:カテゴリ未分類
僕達は、2001~2002年の教訓を活かそう。 それが僕達KK室のミッションだろう。 ―――――――――――――― 2001~2002年に起こってしまったことって、何か。 それは、よーいドン で、日本のEC市場がスタートした直後で、 人材も一定程度が揃っており、 参入には最高の環境であったにもかかわらず、 競合はおろか、市場成長率すらビートできてない、 いくつかのサービスがあることだ。 特に、ECカテゴリ。 バーティカルや、個別のカテゴリ・業態によるECについて、 僕達は競合の後塵を拝している。 時代は、カテゴリキラーの時代を迎えるだろう。 「EC」という総合的な括りではなく、 「ファッションはあの店」、「グルメはあの店」と、 わかりやすい認識・理解方法を通じて、 消費者が行動する時代を迎える。 よって、以前以上にバーティカル戦略が重要となる。 これを支えるのが、KK室の役割ではないか、と。 これまでの事実をベースに、新たに色々なことを描くのだ。 ―――――――――――――― 事実分析を行うと、 2001年にスタートした諸施策に関しては、 既に、実は、2002年に戦略変更・追加投資をすべきだった。 という分析結果が出てきてしまう。 これを元に、将来を描いてみよう。 (仮説) なぜ、戦略変更・追加投資が、できなかった/しなかったか。 理由1:そもそも戦略がなかった。変更する対象がなかった、ということだ。 つまり、十分なリサーチがなかった。 どうせリサーチしたって、現実的には計画通りいくことなんてない。 市場がどう変わるかだって、読めないのに。 その場、その場で、現場の部長(=プチ経営者=マネジャー) の人間力で勝負するしかない。 リサーチに時間をかける過程を通じて、 マネジャーが頭デッカチになっちゃうのを、 即行動できる人間になれなくなるのを、社長がいやがった。 とりあえずスタートしとこう、 でも、まあスモールスタートにしとこう、と。 もし、外したって、その過程で、マネジャーは育つ。 理由2:間違っていたけど、わざと戦略変更を実施しなかった。 なぜなら、走り出していたから、その予算達成を最優先したから。 言い換えると、予算達成が生み出す「人間育成」を優先した。 そこで戦略変更すると、予算未達に関して、 マネジャー達にエクスキューズを与えてしまうことになる。 それを社長がいやがった。社長は、マネジャーを育てることを優先した。 理由3:戦略変更うんぬんの前に、個別努力(カイゼン)が100%できてなかった。 そんな状態の事業・組織に追加投資を行っても、 ROIを低下させるだけだ。だから、追加投資をやらなかった。 経営者(マネジャー)に追加投資を行うには、 対象となる経営者のROI維持能力の証明が先だ。 その上で、カイゼンをしても、しても、いくらしても追いつけない、 と証明されたとき、 そのとき初めて、経営側から、戦略変更の意思決定が可能になる。 (To Do) やはり、戦略変更を行う。但し、下記を満たすことが条件。 1、徹底的にリサーチする。突き詰めて、突き詰めて、経営指標を抽出する。 表面的な、なんとなくの見切り発車/見切り延期をやめる。 もう、僕らの仲間である、プチ経営者達(マネジャー)は育った。 この数年の必達文化にもまれて。 だから、事前リサーチに時間をかけたって、 頭デッカチになる奴は、もう一人もいない。 ならば、事前リサーチの過程を通じて、 当事者意識をより高める効果も期待し、徹底的にリサーチすべきだ。 2、カイゼン度が一杯一杯になった先かどうか、判断する。 その上で、ROI維持能力を証明した、 プチ経営者(マネジャー)と組織に対してのみ、追加投資・戦略変更を行う。 ―――――――――――――― 前回はできなかったが、今回はできる。 なぜなら、今回は、育ってきたマネジャー達がいるからだ。 あと、僕もいる。うひひ。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/07/09 03:20:06 PM
コメント(0) | コメントを書く |