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社長室 業務日誌

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2005/07/30
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6月末に全国カラオケ事業者協会がまとめた「カラオケ白書」によると、
2004年度の全国のカラオケボックス一部屋あたり月刊売上高は、
2年連続で減少し、254千円(前年比▲4%)となった。

理由は下記のように分析されている。
1、90年代後半のカラオケボックスブームを支えた世代が
  30歳代にさしかかり、家族を持つなどで来店頻度が減少。
  これにつれてカラオケ各社の業績も苦戦している。
2、「大勢で飲んで騒ぐ”飲み会”文化が廃れつつあること」(第一興商)
  (以上、全て7/12日経より)

へえ・・・。

じゃあ、では、一体、10代の人たち含め、
みんな、どこに遊びに行き、どこにカネを落としているのだろうか? 

最近では、TVも見ないというし。

――――――――――――――

ところで、
ボウリング場を展開するラウンドワンは既存店業績が回復し、
かつ、ダーツやスポーツ施設との複合レジャー施設を展開する、
という戦略そのものに対する評価が高まっている。

この理由は、
「10代後半~20代前半に対象を絞った単一業態施設に比べ、
 子供から大人、老人まで幅広い顧客のレジャー需要を取り込んでいる」
ため、とのこと。

――――――――――――――

先日、ラウンドワンと同業のネクストジャパンが、
インデックスと資本提携した。

ネクストジャパンは15分105円の定額で
ボウリングやカラオケ、釣り堀など様々なメニューを楽しめる
会員制レジャー施設「JJCLUB100」を全国で60店展開している。

会員のメールアドレスや誕生日、施設内での行動履歴などを
DB化しており、
顧客の好みに合わせてネットのサービスを提供する、ことが可能だとか。
http://www.nikkei.co.jp/keitai/20050711d1d1108s11.html

――――――――――――――

インデックスは20億出資、株式7%取得。
調達資金はシステム投資やレジャー施設の拡充に充て、
その新事業のシステムやコンテンツはインデックスが提供する、
というもの。

カネもノウハウもあげちゃうんだ・・・とビックリしちゃったが、
その分、今期の売上になって帰ってくるからいいのかなあ・・・。

――――――――――――――

このモデルならば、
仮に「10代は複合施設で遊んでる」という仮説がハズレだとしても、
インデックスは、斯業大手の株式を無料で取得できた、ということになる。
待っているのはアップサイド・リスクのみ。
(ダウンサイドは減損のみか)

ある意味、自分の仮説に自信がなかったり、
本当に不確実であるものの、
資本投下は進めざるを得ない状況下では、
最も賢い投資回収モデルかもしれない。

以上






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Last updated  2005/08/01 10:54:30 PM
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