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6月末に全国カラオケ事業者協会がまとめた「カラオケ白書」によると、 2004年度の全国のカラオケボックス一部屋あたり月刊売上高は、 2年連続で減少し、254千円(前年比▲4%)となった。 理由は下記のように分析されている。 1、90年代後半のカラオケボックスブームを支えた世代が 30歳代にさしかかり、家族を持つなどで来店頻度が減少。 これにつれてカラオケ各社の業績も苦戦している。 2、「大勢で飲んで騒ぐ”飲み会”文化が廃れつつあること」(第一興商) (以上、全て7/12日経より) へえ・・・。 じゃあ、では、一体、10代の人たち含め、 みんな、どこに遊びに行き、どこにカネを落としているのだろうか? 最近では、TVも見ないというし。 ―――――――――――――― ところで、 ボウリング場を展開するラウンドワンは既存店業績が回復し、 かつ、ダーツやスポーツ施設との複合レジャー施設を展開する、 という戦略そのものに対する評価が高まっている。 この理由は、 「10代後半~20代前半に対象を絞った単一業態施設に比べ、 子供から大人、老人まで幅広い顧客のレジャー需要を取り込んでいる」 ため、とのこと。 ―――――――――――――― 先日、ラウンドワンと同業のネクストジャパンが、 インデックスと資本提携した。 ネクストジャパンは15分105円の定額で ボウリングやカラオケ、釣り堀など様々なメニューを楽しめる 会員制レジャー施設「JJCLUB100」を全国で60店展開している。 会員のメールアドレスや誕生日、施設内での行動履歴などを DB化しており、 顧客の好みに合わせてネットのサービスを提供する、ことが可能だとか。 http://www.nikkei.co.jp/keitai/20050711d1d1108s11.html ―――――――――――――― インデックスは20億出資、株式7%取得。 調達資金はシステム投資やレジャー施設の拡充に充て、 その新事業のシステムやコンテンツはインデックスが提供する、 というもの。 カネもノウハウもあげちゃうんだ・・・とビックリしちゃったが、 その分、今期の売上になって帰ってくるからいいのかなあ・・・。 ―――――――――――――― このモデルならば、 仮に「10代は複合施設で遊んでる」という仮説がハズレだとしても、 インデックスは、斯業大手の株式を無料で取得できた、ということになる。 待っているのはアップサイド・リスクのみ。 (ダウンサイドは減損のみか) ある意味、自分の仮説に自信がなかったり、 本当に不確実であるものの、 資本投下は進めざるを得ない状況下では、 最も賢い投資回収モデルかもしれない。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/01 10:54:30 PM
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