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社長室 業務日誌

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2005/08/25
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カテゴリ:カテゴリ未分類

こんな母親も、世の中にはいる。

―――――――――――――

こんにちわ、赤ちゃん。

もうすぐ、君は生まれてきてくれるんだね。
どんな顔をしているんだろう。
男かな、女かな。
すぐ大きくなるかな。いつまでも甘えん坊かな。
ママに似ることは100%確実だね。

さて、君は、とてもパパとママに歓迎されて、生まれてくるよ。
それだけは間違いないよ。
パパも、早く生まれて欲しいな、って言ってました。

でも、改めて、パパに
「自分の子だ、だから大きくなるように愛情を注ぎまくる」
と常に意識させるようにしないといけない、と思ってます。

自分の子だから、愛情を注ぐに決まってるじゃないかって? 
うん、そう思うんだけど、ママは、結構、人間をシビアに見てるんだよね。
「愛してもらう」んじゃなくて、
「愛させる」って視点、持つべきではないか、と信じてる。
特に、パパに対しては。

ママは、自分のお腹を痛める張本人だから自分の子だってわかるけど、
パパはもしかしたら意識が薄いかもしれないからねえ。

君を育て上げること、
ママは、それをママ自身の人生の目的の大きな一つとし、
その、まあ、ある意味それを達成するために、パパを選んだのよ。
ちょと、愛情や父性本能が薄いパパかもしれないけど。。。
ママは、知力・体力・財力、いろいろ全てにおいて、
パパが日本一だと確信し、だからこそ選びました。
この人しかいないと。
浮気なんて考えないよ。絶対。パパ以上の人はいないよ。
日本一のパパから君に栄養がタップリと注ぎ込まれるようにしないと。。。

その仕掛けを明確に作ること。
これがママの大切な仕事なんだ、と思ってる。

――――――――――――

パパはね、「育てるのはママだよ、僕は支援を惜しまない」なんて言ってる。

わかってるんだね。子供(=君)はママの方しか見てないってこと。
ママも、君をパパに渡してしまうつもり、全くありません。

そう、ママが、パパを使って、君を大きく育てます。

その上で、

パパが、君を愛し続けてくれるような仕掛け。
パパが、君に対して”冷めない”ような仕掛け。
パパが、君に対して”どんどん入れ込んじゃう”ような仕掛け。

それには、何が必要だろう? 

・君やママが、いつまでも、かわいいこと

は当然だと思うんだけど、パパは厳しい人じゃない? それだけだと通用しないと思う。
結婚したから、子供ができたから、その愛情は永遠だ、というのは幻想だよ。
やっぱり、「愛させる」仕掛け。これが必要だよ。

「守ってやる」とか、「庇護する」という言葉は、
このケースには当てはまらない、と思ってるんだよね。

どうして、パパが、ママを選んでくれたか。
そこに気を回せば、見えてくるのよ。

恐らく、ママや君がモタモタしてると、棄てられちゃうんじゃないかな。

だから、

(1)君が、ガンガンに成長すること

そして、

(2)君の成長が、即ち、パパ自身の成長・喜びと完全リンクしてること

この2つをしっかりと立て付けて、相互作用として自働化させる、
そんな仕掛けを埋め込むこと、それがカギじゃないかな、って思ってます。

――――――――――――

ママが、パパを使って、君を大きく育てます。
君とママは、一心同体ですよ。

でも、そのうちには、
君自身が「自分が、パパとママを使って、自分で大きくなる」
といった形にしていくことが必要なんだろう、と思ってます。

それぐらいの野心家に、育って欲しいな、と思う、今日この頃です。

以上






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Last updated  2005/08/29 11:59:28 PM
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