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今日、例の大企業とMTGをした。 先方担当者いわく、 「本日は、わが社の”偉い人”と、貴社の”偉い人”を招きます。 決して粗相のないよう、綿密な準備と・・・ あーでもないし、こーでもない・・・」 おいー、てめー、誰のために仕事してんだよー。 しかし・・・、 ―――――――――――― めっちゃ楽しいMTGだった。 話すのは偉い人だけ。 僕は、末席でそのやりとりを、緊張しながら聞いていただけ。 そして、僕は、今日、合意できなければ、どうなるのか・・・ と、ビクビクしていただけ。 結果は・・・、超★盛り上がっていた。 ―――――――――――― 僕は、今日のことを一生、忘れないだろう。 相手の”偉い人”が言ったんだ。 そんなつもりはなかったのに、 相手のペースに巻き込まれて、ガチガチになっていた僕達に。 粗相がないようにしよう、 とにかく無事に案件を成立させないと・・・、 なんて、いつの間にか、そんな風に考えていた僕達に。 「ほらほら、そんなに硬くならないで。 せっかくだから、楽しんでやりましょうヨ~★」 って。 「そうだね、このボタンはこうしたいね~♪ それから、こういうタレントを使って、バーンと、ドーンと行って。 今までにない、全く新しいものをつくろうよ!! ・・・ウヒョー、楽しいなあ★」 「やっと、楽しい話ができるよね~ この日を待ってたのよ~ サービス・事業をどうするか。楽しいね~★ あ、あの、ストラクチャーとかは、なんか、適当にやっといて♪」 とても愉快なオジサンだった。。。 ―――――――――――― 僕は、目から、ウロコが落ちたんだ。 一体、僕は、何をしてたんだろうって。 そうだよ、この案件、楽しいんだよ。 だって、新しいんだもの。 僕は、自分で自分を、つまんない方へ追い込んでいたんじゃないか。 その場にいたメンバーの中は、 僕を含め、年齢が若い人間ほど、ガチガチで、楽しんでなかった。 疲れていたから、かな。 もしくは、 この案件の当初、僕は大きなチョンボをし、相手に迷惑をかけた。 相手の信頼を壊し、案件そのものが壊れかけた。 必死のカバーリングを行った。 もう一度、チョンボをしたら、絶対にダメだ、と自分に釘を刺していた。 必要以上にこわばっていた。 僕が関与する案件は、全て成立させねばならない、100%の完成度でなければならない、 ^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^ という、変なプライド・エゴで、カチンコチンになっていた。 そういえば、途中まで、僕だって楽しんでいた。 家に帰るのがイヤなくらい、楽しかった。 こんなに楽しい案件は初めてだ、くらいに思っていた。 楽しい♪ 楽しい♪ って、毎日、歌いながら仕事していた。 メンバーの中で、僕が一番、楽しんでいたくらいだった。。 その後、ミスに怯え、眠れない日々が続き、(どっちにしろ寝てない・・・) ミスをカバーした上で全体の論理整合を追求するという苦しい作業に追われ、 かつ、自分でコントロールできない、 初めてのタイプの相手に翻弄され、イライラを募らせていたのだ。 しかも、そのイライラは、決して相手のせいではなく、 僕の「何とかミスをカバーし、着地させたい」という、 いつもよりエゴが強まった欲求によって、増幅されていた可能性がある。 そして、完全に、まるっきり、本質を見失っていたんだ。 ―――――――――――― 僕は、思い出した。 相手の”偉い人”が、新しいサービスについて、本当に楽しそうに話す顔を見て。 こういう人のために、働きたい、って思って、僕は仕事してきた。 こういう案件をつくり、 こういう人が楽しく仕事ができるようにする、 こういう人が、こういう笑顔を見せて仕事をできる、 ということこそが、自分の存在意義だ、と思って、僕は仕事してきた。 完全に、忘れてた~。 いつから、自分が主役だなんて、思うようになっていたんだろう。 交渉の矢面に立ったり、プロジェクト全体を見るようになったからかな。 いや、 ミスをし、カバーしたい、 自分の存在・力・成果に傷をつけたくない、 と思った瞬間から、だろう。 相当にエゴが入った状態だったんだなあ。。。 バイアスをかけずに物事を見ろ、といつも言っているのに、、、 僕自身が、僕という存在をタテに、全てにバイアスをかけてしまっていた。 ―――――――――――― 僕は、昨日の何年かぶりの、どん底・やけ酒から、一気に自分を取り戻せた。 31歳の僕にとって、 この案件と、昨日のどん底と、今日の気づきは、必然だったんだと思う。 皆さん、本当に、ありがとうございました。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/09/03 12:34:30 AM
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