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社長室 業務日誌

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2006/03/07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

僕自身は、仕事内容もよく、評価もされているので、
とても「現状」には満足しています。

ただ「将来」が描けない・・・というか。
この会社にいて、40歳、50歳になったとき、
どうなるのかなあ。と思ってしまいます。
このまま深夜まで働くだろうか。40歳になっても。

素人なので、表面的にしか見えていませんが、
リクルートには「30歳退職制度」や、
サイバーエージェントには「事業をつくろう(じぎょつく)」や、
「一駅制度(遅くまで働くのでタクシー代は出さないけど、
          会社の近くに住むなら手当てを出す)」
といった、
「若く、一生懸命働き、伸びたい人は、集まってほしい」という、
方針と合致した、明確な制度が存在しています。

制度に裏打ちされていない方針は、ワークしません。
仕組がないに等しく、永続的ではない、という意味です。
もし、短期的にワークしているなら、
それは若気の至りに支えられているだけ、
というえらく脆いレベルだと思います。

残念ながら、僕達には、まだ、そういう制度が全くありません。
だけど、全くないから、逆につくりやすいのでは? 

――――――――

これは個人的意見ですが、こういう組織デザインをしてほしい。

――――――――

リクルートや、サイバーは40歳の人(=経験のある人)は
必要としない組織をつくろうとしているように思います。

それも、それでいいんですが・・・

ならば、僕達は、2020年頃に40歳になるの人と、20歳の人が、
きちっとチームで仕事できるような組織を目指して、
今からデザインすることはできないだろうか? 

なぜならば、その2020年ごろの40歳というのは、
つまり我々であり、そのときも、若い力と組んで、
楽しい仕事をやっていたい。

これは、わがままかなあ? 
オッサンなんて、要らないよ! っていわれるかな。

――――――――

僕が、前の会社を去り、今の会社に入った理由は、
40歳、50歳の人が全然働かない会社だったからです。
ずっと座って、何もしなかった。
40歳なら、40歳なりに
チームに協力してほしかったのに、してくれなかった。
君臨すれども、統治せず(役割を果たさなかった)。

だから、そういう不公平のない、会社に入りたかった。つくりたかった。
一番、近くにあった、若い人ばっかりの会社に入った。

しかし、今度は、自分たちが、40歳になります。
そのとき、働きたくないのではなく、働きたい。
役に立ちたいと思うし、チームになりたいと思います。

――――――――

20歳の人も、40歳の人も、渾然となり、
その世代が出せるパフォーマンスを最大に発揮している会社。

それは、まじで世界一の必要十分条件なのか? 

雇用の確保や、とある世代の満足感など、目的ではない。

あくまでも、世界一になる。それが目的。
そのために必要な組織は? が、手段。

と考えなければいけないはずなんだが、
自分が、その割を食う世代に属してるとしたら、
ちょっと微妙だなあ。

以上





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Last updated  2006/03/07 11:43:33 AM
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