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社長室 業務日誌

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2006/03/12
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カテゴリ:○歳の○だから

前職の大恩人の言葉通り、「社会人10年」を一区切りとしているわけで、
2007年 初春(3月末)に、自分をどんな状態に仕上げられているか。

どんな「ストック」を有しており、どんな「フロー」が出せる状態か。
を念頭に置いて、ビジネスマン人生を過ごしているわけである。

2006年2月末現在、あと13ヶ月だ。

――――――――

自分の評価は、どういう状況なのだろうか? 

それは、人が決めること(他人のモノサシ)だ。
よって、外部のモノサシも持っていないと、正直、判断がつかない。

自分のジョブが、労働市場ではどう評価されているのか調べてみる。

・経営企画(責任者)   1,000~2,000万円  大手不動産ファンド

・事業開発・投資・買収交渉  400~1,800万円  大手アパレル(Yクロ)
・グループ戦略構築      800~1,800万円  大手アパレル(Yクロ)
・グループ会社経営支援    800~1,800万円  大手アパレル(Yクロ)
・国内事業投資・買収交渉   800~1,800万円  大手アパレル(Yクロ)
・海外事業投資・買収交渉   800~1,800万円  大手アパレル(Yクロ)

・新会社社長       1,000~1,500万円  モバイル業界
・IPO業務(責任者)    800~1,500万円  ソフトウェア業界

・事業投資          800~1,400万円  大手商社(S商事)
・IPOコンサルタント  1,000~1,400万円  コンサル(顧客常駐)

・事業立上げ(交渉担当)   800~1,300万円  CATV(J社)
・事業開発(立上げ)     800~1,300万円  CATV(J社)

・経営戦略立案            1,000万円  アニメ業界          
・子会社社長             1,000万円  人材派遣業界
・新規事業企画(責任者)   800~  900万円  通販業界

                 (備考:最高値順でソート)
――――――――

上記事実より導かれる仮説。

(事実1A)
同じジョブでも、大手企業の方が、評価が割高。
(大手というか、本業が儲かっている会社)

(事実1B)
新規事業の子会社社長と、大手企業のスタッフ責任者職は、
最低ライン1,000万円超で同じ評価だが、
最高ラインは後者の方が高い。
  ↓
(仮説1)
同じジョブ・条件なら、労働者としては、既に大手だったり、
既に儲かっている企業に「潜り込む」方が、割得。

(事実2)
さらにいうと、同じ大手/高収益でも、
成長性が鈍化している企業の方が「焦っている」ため、評価が割高。
(※一度に多数の募集広告が出ているのでわかる)
  ↓
(仮説2)
同じジョブ・条件なら、労働者としては、
大手だったり、既に儲かっている企業の方が、割得。

(事実3)
同じジョブでも、それを「本業」としている企業の方が、評価が割高。
但し、売上が立たなければ、その部署は潰されるので、
雇用リスクがあるといえる。
  ↓
(仮説3)
同じジョブ・条件なら、労働者としては
「本業」じゃない企業の方が、割得。

――――――――

完全に「おカネ」だけで割り切ってしまうと、上記のような結果となった。

やっぱり、親が「大きい会社に入りなさい」というのは、概ね正解だろう。
例えば、ベンチャー子会社社長より、大手の経営企画室長の方が給料が高いのだ。

しかし、それは「現在評価」しか見てない。現在のフローしか見てない。
「ストック」が貯まるか。を見ないといけない。

ある程度、年齢を重ねたら、収穫の時期だから、
「現在フロー」だけで判断したらいいと思う。
きっと、その「収穫」のために、若いときに汗をかいたわけだから。

しかし、若いうちに大手企業でスタッフを続けるのであれば、
その先はどうしたいのか明確に念頭に置いて、
関わるプロジェクトを「選択」したりする等、
自分の「ストック(キャリアともいう)」形成を、
能動的にやらないといけない。と思う。

そう思って、今の会社に来ているわけだが。

その意識なく、ただ給料が高いからといって、
若いのに、Yクロのジョブに飛びついたとする。

そうしたら、Yクロの成長志向期が終わったとき、その人は要らなくなる。

仮に、35歳で飛びついて、38歳で放り出されたとしたら、
その人は、次にどうするのだろうか。

恐らく、「責任者」職しかあり得ないから、限定される。

結果的に、希望ではない会社、経営者の下で、そういうジョブに従事する、
という未来が待っているかもしれない。

でも、まあ、そんなに深く考えなくても、拾う神アリなんだろうけど・・・。

――――――――

これから生きていくにあたって、僕は、こう考えるべきだ。

どこで働くか、誰と働くか、の「フロー」が重要ではなくて、
いくつになっても、労働者として、
自分の従事する環境(場所)や、仕える相手(経営者)を選べる状態でいたい、
つまり、そのような「ストック」をつくっていたい。

   ※フローなんて、後で、どうにでもなるんだ。
     重要なのは、ストック形成。

――――――――

仮に32歳であれば、どう考えればいいのかな? 
まだ「ストック」を続けるべき年齢なのだろうか。
どんな「ストック」を積むべきなのだろうか。

結構、体力的に限界・・・。もう徹夜とか休日出勤は辛い。無理。

――――――――

多分、雇用側も、体力勝負に期待しているのではなく、
なんでもいいから「結果」を期待していると思う。

――――――――

そうだ、そのために、今年は
「チームで仕事をし、複数案件の並列処理を行う」
をテーマにしていたんだった。

僕の体力を補うリソースが欲しいなあ。
疲れるからイヤなんではなくて、
僕の体力が、スピードのボトルネックになってくるのがイヤだ。

今、不足しているものは、
・チーム・リソース(外的要因)
・チーム・マネジメント能力(自分の内的要因)  の2点だ。

わかっていたけど、昨日より、より強く念頭におこう。

恐らく、2006年(つまり、最後の年)は、
「チームで仕事をし、複数案件の並列処理を行う」ために、
用意された時間に違いない。

そう考えると、あの案件も、このトラブルも、面倒くさいけど、
なんか運命のように思う。

数ちゃんいわく、大殺界の一年らしいけど・・・。

以上








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Last updated  2010/02/03 11:37:05 AM
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