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カテゴリ:誇りと驕り
4択の問題です。 ――――――――――――――― (問題1) あなたは、敏腕なお医者さんです。患者はわんさか来ます。 むかつく患者がきました。でも、タンマリと謝礼をしてくれます。 さて、どうしますか? (1)いやなので、本日休診にする (2)とりあえず仕事なので、診察したフリだけしとく (3)全ての病気を治すなど幻想。粛々とやるだけ (4)絶対に相手の病気を治すべく、考えられうる全ての手を打つ ⇒ 正解は(4)です。 それ以外、そんな医者、生きてる意味がない。 ――――――――――――――― (問題2) あなたは、人気のファンドマネジャーです。未組入の残高がわんさかあります。 むかつく出資者がきました。でも、タンマリと追加出資をしてくれます。 さて、どうしますか? (1)いやなので、出資を返上する (2)とりあえず仕事なので、運用したフリだけしとく (3)全ての運用で勝つなど幻想。粛々とやるだけ (4)絶対にインデックスを上回るべく、考えられうる全ての手を打つ ⇒ 正解は(4)です。 それ以外、そんなファンドマネジャー、生きてる意味がない。 ――――――――――――――― (問題3) あなたは、敏腕な社長室の担当者です。案件はジャンジャン持ち込まれます。 むかつくクライアント(事業責任者)がきました。でも、高いROIを実現します。 さて、どうしますか? (1)いやなので、相手にしない(受けない) (2)とりあえず仕事なので、取り組んだフリだけしとく (3)全ての案件をクローズするなど幻想。粛々とやるだけ (4)絶対に案件をクローズすべく、考えられうる全ての手を打つ ⇒ 正解は(4)です。 それ以外、そんな社長室、生きてる意味がない。 ――――――――――――――― いずれにしても、どんなにむかついても、 どんな職業であれ、自らをプロと思うのなら、 絶対にやる、しか、選択肢はない。 それの積み重ねで、誇りが生まれるんだろう。きっと。 ――――――――――――――― クライアントがむかつく、みたいなことを理由に、 モチベーション下げたのは、我ながらちょっと情けない。 僕は、何かを考え違いしている、のかもしれないな。 少しばかり経験を積んで、驕り高ぶり、傲慢になっちゃったかな? そんなつもりないんだけど。根っこは同じかも。 ただ、自分で全権委任されている、と思っていたのだ。 自分で組み立て、自分で判断。自分で組織としての意思決定を引き出す。 僕は、そんな仕事をやる体になった、と勝手に思い込んでいた。 でも、実は、違った。言われたことだけ、やればいい。と。 そんな仕事なら、僕じゃなくていいじゃない、と勝手に判断していた。 また、勝手に、そうしたい、そうすべきだ、と勝手に願望を持っていた。 今回の報酬を、 「自分で進めていいという権限。それを通じた再現経験」 だと、勝手に喜び勇んでいた。 クライアントではなく、自分の勝手な願望に従って、行動していたわけだ。 よって、自分が考えていたことと異なったため、むかついた、と。 途中、クライアントと意見がずれていたのは、このせいだったのだ。 クライアントは、一切、悪くない。 僕を、どのように使おうが、どの位置づけにしようが、クライアントの自由。 「やれる」から、「やらせる」必要は、一切、ないのだ。 クライアントは、自分の希望する内容を「やらせる」のみ。 こちらが「やれる」ということは、ただ伝えるのみ。 一切、そんなこと、全く関係ない。 サービス側は、クライアントを、依頼内容を、選ぶことはできない。 クライアントのみ、が選ぶ。 サービス側が選ぶ基準は、唯一、「報酬を積んでくれるか」だけなのだ。 ※ゴルゴ13は「自己満足」を報酬として選んでいるのだ。 ※現在、管理会計にその代金(報酬)の多寡の概念 が反映されてないから、悩ましいわけだが。 まあ、それはまた別の話。 ていうか、反映されたら、余計に不健全だ。 ――――――――――――――― ただ、もし、報酬を「経験させてくれること」に置いている場合は、 どうなっちゃうんだろう? ゴルゴ13みたいに。 いや、それでも、その場合でも、同じだ。 だって、クライアントにはそんなこと、一切、関係ないもの。 だったら、ゴルゴ23に頼むだけだから。 そして、仮に勘違いはあれど、僕は、もう引き受けてしまった。 もし、自分がクライアントなら、そう怒鳴り散らすだろう。 おまえの思い・願望なんて、どうでもいいから、 とにかく、俺のディール以外のことを考えるな、100%集中しろ、と。 だから、それでも、どうしても、本気で、心の底からイヤになったら、 「選ぶ」のではなく、「手を抜く」のではなく、 「廃業する」という選択肢しか、ないのだろう。 廃業するのがイヤなら、やれ。みたいな。 でも、廃業するかは、やり切ってから考えろ、みたいな。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/03 11:26:59 AM
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