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社長室 業務日誌

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2006/07/08
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カテゴリ:カテゴリ未分類

会社全体じゃなくて、僕の仕事を再定義してみよう。

僕は、今、何をやっているんだろうか? 今後、何をやっていくんだろうか? 

――――――――――

僕の仕事は、投下資本の適正配分だ。
上述したオペレーションの見直しではない。それは他人の仕事。
「ヒト・モノ・カネ」の3要素でいえば、カネの適正配分である。

カネが適正に配分されても、そのカネを本当に計画通りに生かすのはヒトだ。
まさにオペレーションの要諦。
しかし、「ヒト(組織)」については、他の担当者が命を賭けてやればいい。

僕の仕事は、伸びる事業、伸びる経営者を見極めて、より多くベットすること。
その判断に必要な情報を、判断者(トップ)に対して、
過不足なく、わかりやすく説明し、選択肢を提示し、決断を促すこと。

でも、今後、その配分基準には、
個別成長性だけでなく「グループ戦略性」を導入すべきだ、と思う。
  (※こっちが伸びなくても、こっちが伸びる)

その判断ができる前提となる、新しい管理会計も構築する必要がある。
そうすると、今までと違った領域にまで、気を配る必要がある。
面倒くさいなあ・・・。

また、2006年現在の調達市場環境を鑑みると、これ以上のB/S膨張は無理がある。

おカネを使うのが仕事で、集める人は別だった。
僕は、自分の使い分を自分で生み出す、なんてこともしなくちゃならないだろう。
これに関しては、そう思って、去年から練習してたけど、
面倒くさくなかった。とっても楽しかった。ドキドキした。

ていうか、僕達は、一旦、信用の再構築、
つまり、結果を伴った期待値上昇をする必要がある。
2006年は、そういう年、星の巡りなんじゃないか。

ROIでいえば、Iを増やさずに、できる限りRを増やす努力を、
僕も、一生懸命がんばる必要がある、ということだ。
Iの適正配分、持続拡大モデルの構築だけでなく、純粋にRを増やす、ということに。

自分が、もし、ここで3年後(35歳)も働くのであれば、
そのとき、Iを死ぬほど集めて、死ぬほど投下(配分)するために必要だろう。
ここで成功しなければ、この企業グループは、しばらく資本調達が難しい状態になるだろう。

つまり、ROIレベルでの証明がなされなければ、
次の分母(資産)拡大、外部流入(=外部資本調達)はなされない、ということだ。

――――――――――

2003~2005年(29~32歳)は、
他人が集めたIを、他人が使うのを手伝った、ということだ。
レイヤー3のポジションで。

でも、将来は、自分が主体となって集めるIを、自分が主体となって使いたい。
次のタームでは、レイヤー1.5か、2.0で、やっていたい。

そのために、どこで、何をするか、ということで、捉えなおすといいのかもしれないな。

――――――――――

2006年という年は、どういう年か。

次の3年という、投資拡大期に、十分な実弾を補充できるよう、
投資家の信頼を勝ち得る時期なんだろう。どうせ調達市場も冷えてるし。

僕は、もし、次の3年もここにいる、と決めたのならば、
2006年のこの状態での調達・投資の最大化をミッションとするのではなく、
2008年あたりでの調達・投資の最大化をミッションとする、
そんなタイムスケジュールで、物事を考えればいい。

そして、個人としては、レイヤー2.0として振舞えるかどうか、を考えればいい。

僕の先輩が、2001~2002年に、2003~2005年の布石を作って、
レイヤー2.0の立場で自分で資本を集めて、配分していったように。
しびれるほどカッコイイ。

 「 いくら、資金を投下してもらっても、きっちりと回せる、
    つまり、ROI成長を実現できる、経営・組織である 」

 「 現在、投下していただいた3,000億円については、
    きっちりと、25~30%利回りで回しました 」

 「 次回(2009年)分についても、
    きっちりと、25%以上で回すことができます。
    だから、安心して、ドッカリご投下ください★ 」

という信頼を勝ち得ること。

だから、もし必要な新規資本投下は、
現状を補完するもの、だけでいい、のかもしれない。
つまり、ROI 7~12%を、倍増させるためのもの。

手段として多用するものとしては、
新規資本投下を要さない、いわゆる「提携」を多用していくことだろう。

――――――――――

相手と対等な関係を築く、つまり支配ではなく「提携」を多用するのならば。

僕は、もう一度、同業者や業界における「秩序形成」について、
自らの考えを、改めて再構築し、内外に積極的に語りかけていくべきだろう。

歴史に学ぶとすれば、
資本で支配する「帝国主義」、パクス・ブリタニカではなく、
共通の敵(Y、L)を作り上げる、
つまり、イデオロギーで凝り固まる連合国主義、パクス・ヌクレアでもなく、
もっと新しい何か。協調成長モデルというか。

パクス・アメリカーナの素晴らしい要素だけを集めた、
ODA、IMF等を用いず、
相手(日本)の素晴らしい部分だけを抽出し、自分(米国)を中心とする形で、
共存形式で、経済成長モデルを築き上げた、日米関係みたいなモデルというか。
  (※異論はあろうが、僕にはそう映る)

それに負けない、平和共存成長モデルを見つけたい。
米国の進化が先か、中国政府が先か、僕達が先か。

現状では、全くもって浸透してないけど、
もし、この仕事を続けるなら、
その意識浸透、そして進化自体にも、「楽しみ」を見出せるかもしれない。

そのためには、外交戦略の見直し、大統領のパフォーマンス・スタイルの修正、
も必要になっていくだろう。

トップが「帝国主義」に凝り固まっているのであれば、
それは手段に過ぎず、本来目的は「平和」である、と再認識を促し、
それについての理解を深めてもらうか、
もしくは勝手にやらせてもらう、なんてことも必要になるだろう。

結構、めんどくさいかもしれない。
でも、なかなか面白いかもしれない。
自分の33~35歳を賭けてみる、に値するかもしれない。

他の場所だと、どんなことができるのかな。ちょっと妄想してみよう。

以上





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Last updated  2006/07/08 11:47:20 PM
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