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カテゴリ:我々はどこからきて、どこへ向かうのか
2003年以降、チームは再編成され、 新しいStrategyとして、下記3点を推進していった。 (1)本業徹底を通じたマネジャー育成と、採用。結果的な収益向上 (Execution能力の向上) (2)高くても”いいもの”を買う戦略 (収益性立証されたモデル、経営者=Exe.ごと買う)) (3)金融シナジーを生む新規事業戦略 (Eco-system concept, MARUI MODEL) ーーーーーーーーーーーーーーーー (1)は、M&A戦略とは質を異にする項目に見えるよね。 しかし、事業拡大には「人(Manager)」が伴う。 資本力にものを言わせてExpansionしたベンチャーが、 その勢いをkeepできずに瓦解していったのは、 人(Manager)が不足する『組織』規模・構造なのに、 CEOがuncontrolableだったからだ。 なので、M&A戦略の両輪だと思う。 ーーーーーーー さて、(1)は具体的に何をしたか。 全事業での『CEO直轄』での管理強化だ。 PDCAの徹底、というと、本質が言い表せない。 短時間でTOP直轄ツメ会をできるようなDirect Management system。 BI、Command chain、組織設計だった。 (Mokuhyo - Asakai - Nippou - Segmented - Gijiroku - ToDo List) CEOは、15分刻みで何十もの事業を直轄でツメた。 全然ダメな部署には、デスクを異動して強烈にやっていた。 但し、実際には、一人のCEOに頼ったマネジメントは続かない。体力的に。 当時、多くの人がひどいワンマンカンパニーだ、と揶揄した。 そんなことはCEOはわかっていたのだろうか。 また、直轄で詰めるのはCEOではない。COOであるべきだ。 しかし、全てのStrategyに優先する、戦略レベルで最優先事項だったのだろう。 今、振り返ると、それがわかる。あそこでやらないといけなかった。 すごく先を読んでいる人だと思う。 当時は、我々社長室スタッフも、 「直轄化は、零細企業に戻るようで退化しているように感じる」 と訝りながら、CEOがパッとわかるような Direct managementシステムを整備していった。 というか、議事録・ToDOをまとめまくっていた。 俺の人生、議事録書いて終わるのでは・・・と心配になったほどだ。 僕らには見えないものが、CEOにはものすごく見えていた、 ということだろう。 ーーーーーーーーーー このベタすぎる取組が、現在のManagement systemの高度化の礎となっている。 半年近くこの直轄ツメを実体験したマネジャー達は、 暗黙知としてこれを受け継ぎ、組織全体としてExecution力が上がった。 2006年に急低下したROIの、2008年に向けた漸増はこれに立脚している。 というか、2005年のROI 19%は、金融ビジネスのまやかしだから、 本当に投資家要求利回り(15%)を超えたのは初めてだった。 何も特別なことはなく、ただやるべき行動を徹底したら、そうなった。 何もStrategicではない。むしろ、Operationレベルだ。 但し、そこに目をつけて、早期に実現できたのは、 2004年時点でStarategic Issueだと捉えたCEOがいたからだろう。 ーーーーーーーーーーーーーー また、この枠組を原型とした形式知として、 現在の『PMI百日プラン』ないし、 世界展開の礎となるManagement system標準化の取組に継承されている。 (Mokuhyo - Asakai - Nippou - Segmented - Gijiroku - ToDo List) これを原型に事業拡大をしていくので、 今後、2005~2007年に犯したROI低下を繰り返す暗愚はない、 と考えています。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/03 11:22:03 AM
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