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愛すべきもの ~美・食・住・遊~

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2008.02.02
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北千住はシアター1010へ、『窯変源氏物語~夕顔~』を見に行ってきました。

朗読・芝居・音楽・歌・舞による…
『窯変 源氏物語~夕顔~』
  いつのことだか、もう忘れてしまった――。
  千年の時の窯で色を変え、光源氏のモノローグで始まる“橋本源氏”

  「こら!」私はそっと女を抱きしめた。
  私の腕の中で、女はおかしそうに笑っている。

  夕闇の中に咲く花のように瞳の愛くるしい、ところ定めぬ身上の女に
  魅せられた光源氏は、五条大路に棲むその女の許へ通うようになる。
  そしてある夜、欲望に駆られ荒れ果てた院に彼女を連れ出すが、
  女は物の怪にとり憑かれ、光源氏の腕の中ではかなくなくなってしまう…

ストーリーテラーとして女優・名取裕子を中心に、
光源氏を歌手・貴水博之が、
様々な登場人物たちを大藏基誠(大蔵流狂言師)、
三宅右矩(和泉流狂言師)という二人の若手狂言師が演じ分け、
日本舞踊家・尾上青楓の華麗な舞踊をインサートしながら、
光源氏という危険な男の美しくも残酷で孤独な遍歴ドラマを、
若手邦楽家・新内剛士ほかによる生演奏も融合しての立体的表現…
今までかつてない豪華異色顔合わせによるコラボレーションの世界に
ぜひご期待下さい。


とまぁ、↑こんな紹介の舞台でした。
うーんと…。なんていったら良いのかな?
時折動きのある朗読劇。

正直、名取裕子さんはとても綺麗で演技も素晴らしかったけど、夕顔を演ずるには
ちょっと無理がある…かなぁ…。
それ以外は良かったんですけどね。
ラストシーンも美しかったし。
六条と言えば、六条の生霊が夕顔を殺す場面での日本舞踊!
とても迫力があって、でも女の悲しさ・恐ろしさもあってとても素敵でした。
薄衣が夕顔に見えました。
惜しむらくは、日本舞踊の方の出番が少なかった!
折角なんだから、もっと見たかったな。

そうそう、最後の最後で1フレーズだけHIROが歌うんですよね。
「え?何をいきなり歌い出してるの、この男は!?」と驚いた。
あれは…必要だったのかな?
いい声だったけど、舞台としては絶対、不要だったよ(笑)

全体的な感想としては、正直、眠かったです(笑)
連れは、「HIROを見て眠くなったのは初めてだ!」と言ってたな(笑)
あと、彼女は源氏物語がとても好きなので、“橋本源氏”とは解釈が違いすぎて
余計にきつかったそうです。(行く前から不安がってましたが、やはり!という結果)
私は、そこまで詳しく知らないから、そこは何とも思わなかったけど、解釈によってかなり変わりますからね~。

で、全体的に言って、可もなく不可もなく…リピートも無い、という作品でした。
演者がどう、ではなくて、もはや脚本・演出の問題かなぁ。
ちょっと中途半端な気持ちになった。
これで8,000円は、私としては、やっぱり高かったよー。





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Last updated  2008.03.13 14:20:36
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