Professor Rokku のワインの日々

もうお分かりと思いますが、Rokku は好きなものを食べて飲んでます。もう年だから、普通なら抑えるところは抑えないと、太ってしまうはず。事実、少し前まで Rokku はそうでした。ところが今では、全然太らなくなりました。

この話、ケイトにするとすごく怒るのですが、昨日までしていた贅沢の話となかなか好対照をなすので、意を決して、してしまいます。

Rokku が乗っているクルマのダッシュボードに古い写真が貼ってあります。近所にあるフィットネス・クラブの入会申し込み時に撮ってもらったもの（会員証に必要なんですね）の余りです。持っていても仕方がないので、まあ何の気なしにダッシュボードに貼っておいたんです。

今見ると、その顔が腫れている。もちろん、何かに刺されて腫れているのではありません。単に太っていたのですね。

もう五年ぐらいになるでしょうか。その頃の Rokku は、はっきり言って、小太りでした。というか、中年太りの典型と思ってくださればいいです。顔は丸いわ、腹は出るわで、要するにビヤダルですね。細くくびれたところがない！というか、なかった！

で、今はというと、体重がその頃から10キロぐらい落ちました。今はどこから見ても太っては見えません。

これを言うとケイトはすごく嫌がる（というのも自分はすごく努力しているから）のですが、Rokku は別に体重を減らそうと思ったわけではありません。一時期体重がどんどん減るものですから、病気かしらと心配しましたが、関係ありませんでした。この年になると、体重が減ってやせると、まず心配するのはそのことですからね。みんな知り合いは心配してくれましたが、体調はすこぶるいいです。

では、なぜ減ったのでしょうか、体重が？　理由は簡単で、フィットネスに入ってからテニスを始めて、だんだん面白くなってきたので、レッスンを増やし、さらに面白くなってきたので水泳も始めて、おかげで体重が減ったのですよ。

どれぐらいの運動か、詳しく経過をお話します。

最初の二年ぐらいは週二回のテニス・レッスンだけでした。

もちろん、こんなことで体重は減りません。しかし、Rokku は、そんなことは気になりませんでした。別に体重を減らしたくてクラブの会員になったのではなくて、このクラブにはテニスコートが付いているので、テニスをしたかったからだけなんですから。

最初のとき、テニスさえできればと思ってビジターとしてコートを利用したのですが、ビジターのためのシャワーなどの施設ってすごく貧弱で、あまりにひどいものですから、それぐらいなら会員になったほうがいろいろ使えていいし、と思ったのです。

しばらくはケイトと二人で時々テニスをするだけでしたが、そのうち、ケイトの腕前がだんだん上がっていく（彼女はレッスンを受けていました）ので、これは大変！と Rokku も入ることにしたのです。

入ってみると、このレッスン面白いのはいいのですが、足があちこち内出血したり、ひじを痛めたりで、運動不足を痛感しました。とにかく、ちょっと打っただけでゼーゼーハーハー、息が切れて、苦しくて仕方ありませんでした。

でも、まあそれも年だからなあ、と思っていましたが、そのうちテニスの腕前が少しずつ上がっていくのが面白くて、もう一クラス増やしたいなと思うようになりました。しかし、足や肘の故障が癒えたと思うまもなく、今度は肩が痛くなってきたのです。

そのとき、プールに併設されているジャグジーが肘や肩にいいと聞き、肘を痛めてからできるだけ、レッスン後に入るようにしていたのですが、肩を痛めたときに、思い切ってさらに泳ぐことにしたのです。

やっぱり長くなりそうですね。今日はここまでにしましょう。

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